秋山が先頭打者弾、1シーズンでの球団記録14連勝に「2」

 西武は3日、本拠地での楽天戦に8-1で快勝し、26年ぶりの12連勝を飾った。先発の菊池が5回2死までパーフェクトに抑えるなど、8回3安打1失点11奪三振の快投でハーラートップの11勝目(4敗)を挙げた。打線は秋山の先頭打者弾などで初回に3点を奪うと、中盤以降にも着実に加点。7月21日の日本ハム戦から2週間負けておらず、1991年以来の12連勝で貯金18とした。

 初回、西武は秋山が安楽から先頭打者弾を放つと、細川の捕逸で1点を追加。さらに、前日に3打席連発の離れ業を演じた山川が2死二塁からタイムリー。いきなり3点を奪った。

 菊池は立ち上がりから快投。4回まで1人の走者も出さず、5回もウィーラーを空振り三振、島内は二邪飛と2死を奪う。続く聖澤にセンターへの初ヒットを許したものの、三好は空振り三振。6回は先頭・細川にソロ本塁打を浴びたが、後続は3者連続空振り三振に仕留めた。

 すると、西武打線はその裏に外崎のタイムリーですぐに1点を取り返す。菊池が7回を3者凡退に抑えると、その裏には源田の適時三塁打で追加点。さらに、山川が2死二、三塁からレフトへ2点タイムリーを放った。山川はこの試合も3安打3打点の大暴れ。この回4得点で8-1と大きくリードを広げた。

 菊池は8回も無失点に抑えて降板すると、9回は野田が抑えて快勝。この試合も投打がガッチリと噛み合い、1991年以来26年ぶりの12連勝とし、1シーズンでの球団記録となる14連勝にも「2」。2位楽天と4ゲーム差に迫った。(Full-Count編集部)