アフガニスタン西部ヘラートの空港で、父親と写真を撮るフェテマ・カデライアンさん(左、2017年7月13日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】アフガニスタン代表メンバーとして米国で開催されたロボットの国際競技大会に出場したフェテマ・カデライアン(Fatema Qaderyan)さん(15)の父親が、西部ヘラート(Herat)のモスク(イスラム礼拝所)で1日夜に発生した自爆攻撃により、死亡していたことが分かった。カデライアンさんの家族が3日、明らかにした。

 カデライアンさんはヘラート出身の10代少女6人で構成されたアフガニスタン代表の一人として、米首都ワシントン(Washington D.C.)で先月開催されたロボットの国際競技大会「ファースト・グローバル・チャレンジ(FIRST Global Challenge)」に出場。世界中の関心を集めた。

 6人は米国への入国ビザの申請を2回却下されたことでメディアに盛んに取り上げられたが、最終的にはドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権の介入により入国を認められた。

 カデライアンさんの兄、ムハンマド・レザ(Mohammad Reza)さんがAFPに語ったところによると、父親はイスラム教シーア派(Shiite)のモスクで起きた自爆攻撃により死亡したという。この攻撃による死者は数十人に上り、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している。

 レザさんは自宅で応じた取材で、「家族は皆打ちのめされている。事件以降フェテマは何も口にしておらず、何もしゃべらない。ショック状態にある」と語った。またカデライアンさんは何度か気を失い、点滴治療を受けていると明かした。
【翻訳編集】AFPBB News