トークイベントに出席したSEX MACHINEGUNS・玉木慎吾と舞川あいく

 SEX MACHINEGUNSの玉木慎吾と、モデルでフォトグラファーの舞川あいくが3日、東京・虎ノ門の台湾文化センターでおこなわれた、ドキュメンタリー映画『海の彼方』(8月12日公開)のプレミア試写会トークイベントに出席した。玉木の家族を通じて台湾移民の姿を描いた作品。玉木は「歴史に僕らの家族が絡んでいるという意味ではそういう役割を背負わなければならないのかなとは思います」と語った。

 映画は、1930年代に沖縄・石垣島に渡った台湾移民の軌跡を追った作品。SEX MACHINEGUNSの玉木慎吾の祖母、親、自身の3世代の人生と記録を通じて、台湾人とも日本人とも認められず時代に翻弄された台湾移民の苦悩と家族愛を映す。

 台湾移民三世の玉木は「僕の家族の物語と言いますか、不思議な感じではあります。自分の家族を見てもらうのは。ただそれを嫌とは思っていません。嬉しい事でもありますし、歴史に僕らの家族が絡んでいるという意味ではそういう役割を背負わなければならないのかなとは思います」と語った。

 台湾人の父と母の間に生まれたモデルの舞川は「映画を通して歴史を学びました」と述べた。その舞川は、台湾の魅力を発信するイベント『台湾フェスタ』で応援隊長を二年連続で務めるなどの活動もおこなっている。

 舞川は「小さい頃から台湾と日本を行き来していたので、台湾も日本も私にとっては故郷であり、育った場所。台湾に帰ったら家族がいるし、懐かしい匂いもする。慣れ親しんだ味のご飯もある。やっぱり私のルーツなんだと思う。日本は生まれ育った場所で私の生活のすべてがある。台湾の文化も日本の文化も大切だし、大好きなので二つの国と地域を結ぶお仕事がしたいと思っていた」と自身の想いを明かした。

 一方の玉木は「この映画を通じて、台湾と日本の知られていない歴史や僕らの家族を通して、自分のルーツを探すきっかけになれば」と述べた。