探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情をご紹介。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から解説します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントはどこなのかも紹介。

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今回の依頼者様は、横田晶子さん(仮名・35歳)。東京都心にあるタワーマンションに暮らす元読者モデルです。現在は習い事関連のサロンを主催しており、上品で優雅な雰囲気。フランスブランドの200万円はするベージュのバッグを持ち、ビーズの刺繍が美しいワンピースを着ています。ぱっちりした目に、ほっそりした手足でとても小柄。鈴のような声を連想していたら、野太いしわがれ声で驚きました。

「夫とは結婚1年なのですが、浮気をしてるっぽいんです。私はいろいろな視察もかねて、海外も含め出張で家を空けることが多いのですが、先週は予定よりも早く帰国して帰って来たんですよ。すると、玄関に女性用のパンプスが転がっていたんです。明らかに私のものではないブランドのものでした。変だなと思ってリビングに行ったら、テーブルの上に海外のスナック菓子やクッキーの袋が散乱し、ワイングラスが2つおいてあって、いずれも飲みかけなんですよ。ふだんはそんなことしないのに、おかしいなと思いました」

晶子さんはInstagramが趣味。自宅の20畳のリビングは常にチリひとつなく整えられており、海外産のブランド家具はメンテナンスを欠かしていないとか。

「シーズンごとにインテリアコーディネーターさんに入ってもらっています。今はモロッコをテーマにしています。インスタに上げる時に生活感が出ないように、タオルや部屋着などは置かないようにしているのに、出張から帰ってきたらバスローブや夫の靴下が散乱していたんです。せっかく出張のお土産を撮影してインスタに上げようと思っていたのに、これではできません。夫に文句を言おうと思って書斎のドアを開けたんです。そしたら誰もいない。そこで寝室のドアを開けたら中から夫と、真夏なのに帽子とマスクとショールで顔を隠した女性がすごい勢いで出てきて、2人は私を突き飛ばして走って逃げてしまったんです」

セキュリティーの関係上、部外者は勝手に中に入ることもできないし、外に出ることもできないのがこの物件の特徴だとか。旦那様は女性を外に送り出して、5分後に帰って来たそう。

「帰ってきた夫の言い訳は、悩んでいるセミナー受講生の話を聞き、除霊をしていたというんですよ。夫は会社を経営しつつ、ビジネスとかIT関連の講師をしているのですが、今まで家に人を入れたことがありませんでした。ひどい言い訳だとは思うのですが、多分あれは女性と一緒に我が家に泊まり、夫婦で寝ているベッドで恋愛行為に及んでいたに違いありません。あの相手の女性を特定して、浮気の証拠をつかみ、恥をかかせてやりたいんです」

晶子さんは自分のスペックにふさわしい旦那様とは離婚したくない。

「私、バツ2なんですよ。結婚していないと不安で生きていけないんです。22歳で結婚した最初の夫は私の年収が高くなった頃からモラハラし始めたし、28歳で結婚した2番目の夫は高校教師で部活の指導をしていたのですが、20歳の元教え子を妊娠させてしまい離婚。今の夫は大学の同級生の紹介で知り合ったのですが、共通の知人も多く、私より年収が高いし、顔もカッコいいし結婚相手にピッタリだと思いました。私、容姿と頭の偏差値が低い男性とは恋愛できないんです。性格はあまり合わないのですが、離婚はしたくありません。でも浮気の証拠はガッツリおさえてください。よろしくお願いいたします」

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

依頼者・晶子さんはカウンセリングの間もスマホから目を離さず、インスタの「いいね」を押し続けていた。

自宅から飛び出ていった、マスクを絶対に外さない夫の浮気相手の素顔は……〜その2〜に続きます