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特定の企業で優待を受けられるカードは数多くあるが、特定のエリアで優待を受けられる地域密着型のカードも存在する。今回は横浜周辺での買物や食事、レジャーなどを楽しむ人に役立つ3枚のカードを紹介する。

○横浜バンクカード

まずは横浜銀行のキャッシュカードが一体となった「横浜バンクカード」。横浜および神奈川県内の200店以上で、カードを提示または決済すると優待を受けられる「ハマトク」のサービスがあり、割引や1品無料など店ごとに異なる特典が用意されている。

たとえば横浜マリンタワーや新江ノ島水族館は入場料金が10%引き、横浜銀行アイスアリーナは貸靴代が200円引き、港北とうきゅうボウルは1ゲームにつき50円引き(施設により割引の上限人数は異なる)。横浜みなとみらい万葉倶楽部や箱根の複数の温泉でも割引があり、グルメスポットでも高級店から大衆店まで150店以上で優待を受けられる。対象店はハマトクのサイトからエリア、目的、予算などの条件を指定して検索することも可能だ。

現在、申し込み可能な「横浜バンクカード」は全5種類あり、「横浜バンクカード VISA」と「横浜バンクカード マスター」、Suica機能付きの「横浜バンクカード Suica」は年会費無料。「横浜バンクカードゴールド」と「横浜バンクカード Suica ゴールド」は年会費1万800円だが、年間100万円以上のクレジット利用で次年度無料となる。

いずれも入会には横浜銀行の普通預金口座開設が必要で、「横浜バンクカード」とインターネットバンキングの「〈はまぎん〉マイダイレクト」契約者は、横浜銀行ATMの時間外利用手数料が無料、コンビニ等ATMの利用手数料が月3回まで無料、「〈はまぎん〉マイダイレクト」での他行宛て振込手数料が月2回まで無料になる「ゼロ手数料」が適用される。

○横浜交通hama-eco card

続いては横浜市交通局の「横浜交通hama-eco card」(以下、ハマエコカード)。横浜市営地下鉄の沿線を中心とした約500店で、カードを提示または決済すると優待を受けられる。特に観光スポットやレジャースポットは数が多く、横浜マリンタワー、よこはまコスモワールド、よこはま動物園ズーラシア、新江ノ島水族館、新横浜ラーメン博物館、新横浜スケートセンターなどで割引がある。

また、横浜ロイヤルパークホテル、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、横浜ベイホテル東急、ホテルニューグランドといった有名ホテル内のレストラン、カフェ、バーでの割引も充実。ほかにも数多くの飲食店、ヘアサロン、整体、メガネ店、スポーツ用品店など幅広いジャンルで優待があり、日常に根ざした店が多いことも特徴。「ハマエコカード」の公式サイトでは、カテゴリや地図、市営地下鉄の最寄り駅などから提携店を検索することができる。

カードの年会費は初年度無料で、2年目以降は1,350円。ただし、WEB明細を利用した場合は540円引きとなり、マイ・ペイすリボに登録して年に1回でも利用があれば次年度無料。横浜市営地下鉄・市営バス定期券を「ハマエコカード」で購入した場合も、次年度年会費無料。また、同定期券の購入に対しては、ポイントが3倍になる特典もある。ポイントは各種電子マネーやギフトカード、提携ポイントへの交換のほか、横浜クルーズ船ロイヤルウイング乗船券やズーラシア・金沢動物園の招待券、横浜市営バスで使用した方向幕セットなど、オリジナル景品にも交換可能となっている。

○三菱地所グループCARD

最後は「三菱地所グループCARD」。全国約40カ所の三菱地所グループ提携施設で優待を受けられ、横浜ではランドマークプラザ、クイーンズタワーA ショップ&レストラン、MARK IS みなとみらい、ヨコハマスカイ、横浜ロイヤルパークホテルが対象。

クレジット利用に対するポイントが、通常は100円につき1ポイントのところ、対象施設では2倍の2ポイント(一部対象外の施設内店舗あり)。施設によっては会員限定の5%オフセールも年に数回開催され(10〜15%オフの場合もあり)、店舗によってはカードの提示で割引や特典も受けられる。

また、横浜ランドマークタワー展望フロアは入場料金が500円引き、オービィ横浜はパスポートが300円引き、横浜美術館は企画展の当日観覧料が100円引き。ランドマークプラザとMARK IS みなとみらいでは、駐車場が最初の1時間サービスとなる優待もある。

一般カードは年会費1,350円だが初年度は無料で、年4万5,000円以上利用すると次年度も無料。ゴールドカードは年会費1万800円で、三菱地所グループ提携施設ではポイント3倍の100円につき3ポイント。どちらもETCカードの利用はポイント1.5倍で、1,000ポイント貯まると三菱地所グループ共通ギフトカードと交換できる。また、「みなとみらいポイントカード」と一体型のカードも発行されている。

今回は3枚のカードを紹介したが、このほかにも東急沿線に住んでいるなら「TOKYU CARD」、相鉄沿線なら「相鉄カード」も、横浜エリアでの優待が多く、検討したい候補だ。メディアでは全国区のカードが紹介されがちだが、地元企業が関連するカードを探してみると、意外な優待が用意されていることも少なくない。こうしたカードは全国各地にあるので、また何かの機会で紹介できればと思う。

(※クレジットカードの用語などは以下を参照)

『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』

※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。

<著者プロフィール>

タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。3月8日発売の『最強クレジットカードガイド2017 本当にトクするカードの選び方・使い方=写真=』(角川SSCムック)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。