フィリピンの首都マニラのマラカニアン宮殿(大統領府)で行われた銃の受け渡しのセレモニーで、演説中に中指を立てるロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2017年7月18日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領(72)は2日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長について、核戦争を引き起こしてアジアを破壊する可能性がある「狂人」と呼んだ。

 北朝鮮の外相も参加して首都マニラ(Manila)で開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合を控えたドゥテルテ大統領は、持ち前の露骨な言い回しで金氏へのいらだちを表現。全国放送されたテレビ演説で「金正恩は危険なおもちゃで遊んでいる。正気じゃないこの男はまるまる太った人の良さそうな顔をしているが、だまされてはいけない」と述べた。

「あの正気を失った売春婦の息子が過ちを犯せば、極東は不毛の地になるだろう。それは阻止しなければならない。たとえわずかでも対立が起きれば、放射性降下物により土地も資源も奪われると言っておこう。われわれに何が起きるか分からない。実りあるものは何一つ植えることができなくなるだろう」

 ASEANの関連会合には北朝鮮の外相のほか、レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官や中国の王毅(Wang Yi)外相も出席する予定で、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験が主要な議題の一つになるとみられている。
【翻訳編集】AFPBB News