肘、腰、膝のケガが怖い…おっさんゴルファーが陥る「ゴルフ後遺症」の予防法

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 スポーツ特有のケガや故障はなかなか厄介者。それはサラリーマンが愛好するゴルフであっても同じだ。

 ゴルフをしていて特に負荷がかかる身体の部位を放置すると、最悪の場合、日常の業務に支障をきたすケースも少なくない。

 そこで本記事では、ゴルフ愛好家が気をつけたい怪我や故障の予防法を、現役整体師の堀川広貴氏に解説してもらった。ゴルフ愛好家は思わぬ怪我を招かぬよう、ぜひとも参考にしてほしい。

◆1:油断大敵!テニス肘はこうして予防しよう

 ゴルフをする上で代表的な怪我が“テニス肘”である。

「テニス肘は、正式名称を上腕骨外側上顆炎といい、腕の筋肉や腱の変性、骨膜の炎症などが発生し痛みが取れなくなるテニスやゴルフ独特の怪我です。テニス肘はなかなか完治しにくい怪我なので、予防を心がけることが大切です。そのためには、腕の筋肉を片寄りなくしっかりとつけることが重要です。筋肉の差が明らかに開いていたり、全体的に衰えてしまっていると、よいパフォーマンスができなくなったり、故障の原因になります。テニス肘に関しては特に前腕の筋肉を鍛え上げましょう」

 続いて、具体的な鍛え方を教えてもらった。

「太ももに腕を添え、5キログラム程度の重りを持ち、手首を返します。表に返し、裏に返し、片腕ずつ10回程度を目安にして行ってください。また、プレイ後に腕を肘から手首にかけてゆっくりと揉んであげることも大切です。筋トレとストレッチを効果的に行い、やっかいなテニス肘を予防しましょう」

◆2:腰の疲れは体幹で予防する

 テニス肘の次に、ゴルフアスリートが気を付けるべき部位は腰だという。

「スイングのとき、腰を捻らせますよね。実は野球でバットをスイングさせる時もそうなのですが、あの回転は私たちが思っているよりも腰に負担をかけてしまうんです。そのため、多少の腰の捻りにも耐えられるように筋肉をつける必要性があります。そこで欠かせないのが、体幹トレーニングです」

 体幹トレーニングは、腰回りや腹筋、全体的な基礎体力を向上させ、腰にかかる負担を軽減させるが腰痛の一番の予防に繋がります。プレイ後のストレッチも忘れずに行いましょう」

 初心者は膝をつけての体幹からでも問題ないということなので、しっかり腰痛を予防して充実したゴルフライフをエンジョイして頂きたい。

◆3:膝の筋肉はどう鍛えればよいのか

 最後に、ゴルフにハマった30代男性が陥りがちな膝の故障について話を聞いた。

「膝は変形性関節症や半月板の損傷など、ケアを怠るととても厄介な故障に繋がる部位です。そのため、膝周りの筋肉は重点的に鍛える必要があります。今回は特に衰えやすい内側広筋の鍛え方をお教えしましょう」

 内側広筋は、日常生活の中ではなかなか鍛えられない部位だという。堀川氏がオススメする筋トレ方法は以下の2ステップだ。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1371482

 1. 仰向けになり、膝の下に枕などを入れ、膝を少し曲がる位置を保つ

2. 膝の裏で枕を地面方向に30秒程押し付ける

 夏の季節、思いっきりゴルフライフを楽しむためにも、予防の意味もかねて上記のような筋トレやストレッチは欠かさずに行ってほしい。

<取材・文/小畑マト>