ゴミの山だった室内(画像は『Liverpool Echo 2017年8月1日付「Inside the nightmare hoarder's home which was cleaner's‘biggest challenge’」』のスクリーンショット)

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世の中には精神的な疾患などが原因で「片付けられない」という人もいる。このほどイギリスで「まるで廃棄物処理場」と清掃業者も驚くほどのゴミ屋敷が、プロの手によって再び住める家になったことを『Liverpool Echo』や『Metro』が伝えた。

マージーサイドのマグハルにある一軒の家にやってきたのは、ロンドンのウォータールーを拠点とするプロの清掃業者「Spotless Cleaners」だ。オーナーのポール・オールドフィールドさんは、スタッフらと5日間かけてゴミ屋敷となってしまった家の掃除をした。

今回ポールさんのもとに依頼があったのは、この家に住んでいた高齢女性の親戚だったという。女性は大腸がんを患う夫の看病で忙しく、整理整頓する余裕がなかったそうだ。そのため長年積み重ねてきたゴミは天井に届くほどになっており、ポールさんがいうには「部屋をまともに歩くことなど不可能だった」そうだ。

この老夫婦はそんな大量のゴミとともに2階の寝室で暮らしていた。しかし夫は亡くなり、年老いた妻はこの掃除の間、親戚の家に滞在していたようだ。ポールさんら清掃チームはコンテナ3台分のゴミを廃棄し、その後綺麗に掃除をした。5日後、再び普通に住むことができるようになった家を見た女性は涙したという。しかし残念ながら、この女性は最近他界したということだ。

ポールさんは「これまでにないほどの大きなチャレンジでしたが、綺麗にすることができて大満足です」と話している。だがニュースを知った人々からは「顧客のプライバシー管理はどうなってるの!?」「業者からメディアにこんな暴露されたら、恥ずかしいったらないわ」「だから人に助けを求められないってなるのでは」といった非難の声が寄せられており、また一方では「こんな家でどうやって生活してたのかな」「こんなになるまで放っておくのはやっぱり病んでたんだろうね。誰もこの女性のこと批判できないよ」「悲しい」といった声もあがっている。

画像は『Liverpool Echo 2017年8月1日付「Inside the nightmare hoarder's home which was cleaner's‘biggest challenge’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)