第70回ベネチア国際映画祭で、自作品『メビウス』の試写会に出席した韓国のキム・ギドク監督(2013年9月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】韓国ソウル中央地方検察庁は3日、映画の撮影中に出演女優の顔を平手打ちした疑いで、同国を代表する映画監督のキム・ギドク(Kim Ki-Duk)氏が刑事告訴され、捜査を開始したことを明らかにした。

 被害を訴えた女優の身元は公表されていないが、聯合ニュース(Yonhap News)によると、2013年に発表された映画『メビウス(Moebius)』の撮影中にギドク監督から顔を平手打ちされ、侮辱された上、ヌードシーンの撮影を強要されたという。

 この女優はその後、降板し、別の女優がその役を演じたという。

『メビウス』は第70回ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で上映された。韓国国内では当初わいせつだとの理由で上映を禁じられ、問題とされるシーンをカットして上映が認められた。

 ギドク監督は2012年、『嘆きのピエタ(Pieta)』で、ベネチア国際映画祭(Venice Film Festival)のコンペティション部門の最高賞「金獅子賞(Golden Lion)」を受賞。2004年には『サマリア(Samaritan Girl)』で、ベルリン国際映画祭(Berlin International Film Festival)の最優秀監督賞である「銀熊賞(Silver Bear)」を受賞している。
【翻訳編集】AFPBB News