大空ゆうひ、自身初のシャンソンコンサート

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大空ゆうひが8月2日(水)に銀座ヤマハホールで行われた<L'Âge d'Or de la Chanson〜シャンソンの黄金時代2017〜>に初めて参加し、単独でのシャンソンコンサートを開催した。

◆コンサート画像

大空ゆうひは宝塚退団後にもディナーショーや音楽ライブは行ってきたが、シャンソンに特化したコンサートは自身初。今回、関係者は「大空さんの以前のライブを観たときに彼女の『歌』に惹かれたのは、まるでその言葉、詩に抱き合い心中したかのような鳥肌が立つ表現があったから」と大空を招致した理由を語っている。その言葉通り、当日は圧巻のステージを披露した。

登場してまず最初に歌ったのが「愛の賛歌」。一般的にはコンサートの終盤で歌われることが多いこの曲をオープニングアクトに選んだ理由は、宝塚出身の大先輩で「シャンソンの女王」と称えられた越路吹雪が1951年に宝塚を退団した後はじめて開催したコンサートで最初に歌ったのが「愛の賛歌」だったからという粋な演出。大空ゆうひ版「愛の賛歌」でいきなり観客の心を鷲掴みにした。

その後もシャンソンでは有名な「枯葉」「群衆」「リリー・マルレーン」などの名曲を歌い上げ、他にも「愛の幕切れ」「ブルースを唄う女」「行かないで」などシャンソン通をも唸らせるセットリストと歌唱力でステージを支配した。冒頭の関係者は「大空さんの歌にひそむ照り翳り、これはシャンソンに求められる一番大きな要素です。こうして昔の優れた名曲を歌える歌手が本格的に登場してきたことは誠に喜ばしいことです」と感想を述べた。

なお、大空ゆうひは8月13日(日)には三越劇場にて行われる朗読劇「逢いたくて」で竹中直人との共演。9月には劇団こまつ座に初参加し、紀伊国屋サザンシアターで行われる「円生と志ん生」に出演。12月からは大人気ミュージカル「HEADS UP!」の再演が控えている。