Image: HP


携帯電話と同じ変遷を遂げていくのでしょうか?

ゲーム向けVR用バックパックPCを発表したばかりのHPですが、続けてビジネス向けのVR用バックパックPC「HP Z VR」を発表しました。質の高いVRコンテンツを体験するためにはそれなりのPCが必要なので、なかなかポータブルに体験できませんが、この製品は「だったらデスクトップPCを背負えばいいじゃん!」という大胆なコンセプトです。

今回のビジネス仕様のモデルはゲーム仕様のモデル「Omen」に比べてパワーアップしており、Nvidia Quadro P5200 GPU(詳細未発表のGPU。OmenはGTX 1080)、内部ストレージ256GB〜1TB、Intel Core i7 vProプロセッサ(Intel製の最新モデル)を積んでいます。実質、Nvidia製GPU Quadro P5200が搭載される世界初のPCとなるそうです。つまり、ポータブルといえど、まったく妥協のないスペックとなっているということ。

普段は専用ドックに設置してデスクトップPCとして使い、持ち運ぶ際に専用バックパックにスライドイン。VRヘッドセットとコントローラーを使って、動きながらの高品質なVR体験を実現します。The Vergeによると、テーマパーク、自動車展示ショー、不動産会社の物件見学など、VRを活かせるあらゆるビジネスシーンでの利用が期待できるそうですよ。値段は3,299ドル(約36万6550円)からで、海外では2017年9月頃から発送予定とのことです。


Video: HP Business/YouTube


PC本体もゴツくないですし、ゲームモデルに比べカラーもビジネスらしくシックにおさまっています。総重量も4.65kgほどのようなので、これなら十分イケる!

個人的にこのVR専用バックパックPCの登場は、80年代にショルダーホンが登場したときと似たものを感じます。あの肩にかけるごっついショルダーホンが、今のように小型化されていったことを考えると、このVR用バックパックPCも同じ道を辿るのかもしれませんよ。つまりそれはデスクトップPCの小型化にも繋がるわけです。あと、どこかのタイミングでスマホ用VRの進む道とクロスするはず。

今後、VR市場もますます成長することが期待されますので、一般化していけばそんな小型化のスピードも上がっていくことでしょう。

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Image: HP
Source: HP, The Verge, YouTube

(Doga)