PSGはどうやってネイマールに290億円払うのか?そしてこれからどうなる

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『Guardian』は2日、「パリ・サンジェルマンはどうやって2億ポンド(およそ288.4億円)をネイマール獲得に投じるのか」という記事を掲載した。

現在バルセロナからパリ・サンジェルマンへの移籍が近づいていると言われているネイマール。

しかしその移籍金と言われる大きな額がどうやって支払われるのか、そこは議論が分かれるポイントとなっている。

『Guardian』はその取引について以下のように説明し、今後どのようなことが起こるかを予測した。

(パリ・サンジェルマンは、一人のサッカー選手に2億ポンドの価値があると決めたのか)

「そう、そして彼らはその資金力がある。バルセロナからネイマールを引き抜くための移籍金を支払うだけの力が。

昨年マンチェスター・ユナイテッドがポール・ポグバを獲得した世界記録の移籍金と比較して倍近いものになる。

サッカーが狂ったビジネスであることを証明しているが、この価格はまだ交渉で決定されているわけではない。契約解除条項に同意する意思を示している段階である」
(今すぐにPSGはネイマールを獲得できるか?)

「それほどスピーディには行かないだろう。カタールのオーナーには『手頃な価格』かもしれないが、大きなヨットを二隻買えるような額は、普通の手段では支払えない。UEFAにはファイナンシャル・フェアプレー制度があるからだ」
(その説明は?)

「ファイナンシャル・フェアプレーは7年前からUEFA内部で導入されており、収入を大きく超過して支出することを禁じている。

基本的な原則で言えば、3年間で500万ユーロ(およそ6.5億円)という僅かな赤字が許される以外は、収入と支出を一致させなければならない。

ただ、オーナーには3年間に渡って3000万ユーロ(およそ39.1億円)を投入することを認めており、インフラや青少年教育費に関しては免除されている。

ビジネスプランされ持っていればその規制を逃れることは可能である」
(クラブがファイナンシャル・フェアプレー違反になった場合は?)

「UEFAには様々な手段がある。マンチェスター・シティが2014年に違反した際には、6000万ユーロ(およそ78.2億円)の罰金と、チャンピオンズリーグで25名しか登録できないという罰則を受けた」
(抜け道はある?)

「そう言わなければならないね。ファイナンシャル・フェアプレーは移籍金の分割払いを認めている。この数年で選手を段階的に売っていくという手はある。

また、スペインの報道では『ネイマールが直接違約金を支払う』という手があると伝えられている。

ネイマールはカタール・ワールドカップの大使になることに同意しており、その報酬が2億ポンド(およそ288.4億円)となって、それがバルセロナに流れるのだと」
(それは便利な手段で)

「ただ、UEFAの怒りを引き起こす可能性は高いだろう。PSGはかつてカタールの観光機関と提携したスポンサー契約が認められず、ファイナンシャル・フェアプレーに違反したことがある。

ただ、この場合は名目上クラブの口座には全く影響がない」
(次は何が起こるか?)

「契約が進んでいるとしよう。リーガ・エスパニョーラは取引を訴えると騒いでいるが、その権限はない。

バルセロナが訴えた場合、そしてUEFAがファイナンシャル・フェアプレーの調査を行う場合は、長いプロセスになるだろうね。多数の弁護士が両者で動くことになるよ」
(ネイマールはその間プレーすることが出来る?)

「そうだね。ただ、UEFAはクラブに罰金を科すだけではなく、ヨーロッパの大会から締め出すことも出来る。それはPSGとカタールが最も避けたいものだろう」