2日、中国のポータルサイト狐捜に、日本の溶けないアイスについて紹介する記事が掲載された。写真はアイス。

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2017年8月2日、中国のポータルサイト狐捜に、日本の溶けないアイスについて紹介する記事が掲載された。

記事は、炎天下の夏にアイスをひとかじりするのは非常に爽快なことだが、口にする前からすでにアイスが溶けてしまっているというのは非常に不快なことだと指摘。これを防ぐため、日本では溶けないアイスが開発されたと伝えた。

ここでいう「溶けない」とは、強い日差しの中でも5分間は外形が変化しないことを指していると記事は説明。金沢大学の太田富久教授によると、アイスが溶けないのは、イチゴから抽出したポリフェノールの液体が入っているからだという。このポリフェノールには水分と油分を離しにくくする力があるため、クリームの形を長く保つことができ、溶けにくくなるとのことだ。

2011年の東日本大震災後、被災地のイチゴ農家が生産を再開させたものの、形の悪いイチゴばかりだった。そこで農家を支援するため抽出したポリフェノールを使った菓子作りをパティシエに提案したところ、生クリームに加えたら一気に固まったとの報告があったという。それで多くの実験を経て、アイスの中にイチゴポリフェノールを入れるのが最も有効な方法だという結論になったと伝えた。(翻訳・編集/山中)