ローマの伝説は、ついに宇宙へと向かった。フランチェスコ・トッティが纏っていた背番号10のユニフォームが、宇宙ロケットに搭載されたのだ。

5月28日にオリンピコで行なわれた昨季のセリエA最終節ジェノア戦。現役ラストゲームを終えたトッティは、試合後のセレモニーで世界のファンの涙を誘った。

「MI MANCHERAI(君のことが恋しくなるだろう)」とペンで記したボールを、ローマサポーターが陣取るクルヴァ・スッド(南側ゴール裏スタンド)に蹴りこんだ場面は記憶に新しい。ローマのユニフォームで「ラストボール」を蹴ったトッティの得も言われぬ表情は印象的だった。

その後、Jリーグ2部東京ヴェルディへの移籍も騒がれたトッティは、最終的にスパイクを脱いでローマの幹部となることを発表。そしてこれを受け、クラブはレジェンドにさらなる伝説をプレゼントしようとある提案をした。

ローマは公式ツイッターでトッティやローマ近郊を拠点とする航空宇宙関連会社アヴィオに向け、「クルヴァへのボールの次は、背番号10のユニフォームを宇宙に、なんてどうだろう?」と、トッティのユニフォームを宇宙に“打ち上げ”ないかと提案したのだ。


これを受け、トッティはすぐに反応。「オレはいいよ!打ち上げに向けて準備!」とツイートし、10番のユニフォームにサインをした動画を投稿した。


もちろん、アヴィオ社も乗り遅れず、トッティのツイートを受けて「ではウチが考えましょうか?」と、「背番号10打ち上げ計画」に参加する意向を表明した。


そして2日、ローマは「任務完了。トッティのユニフォームが宇宙に打ち上げられた!」と、アヴィオ社の協力で提案が実現したことを明らかにした。


トッティもこれを受け、「天を仰ぐ…下からも見えるかも。この特別なオマージュに感謝している」と、クラブやアヴィオ社に謝意を表している。