◇テニス シティ・オープン(2017年8月2日 米ワシントン )

 男子シングルスで世界ランク9位の錦織圭(27=日清食品)が宵越しの熱戦を制した。初戦の2回戦で世界58位のドナルド・ヤング(28=米国)に6―3、4―6、7―6で辛勝。雷雨のため試合進行が遅れ、試合終了は午前2時前の長丁場となった。3回戦では09年全米オープン王者フアンマルティン・デルポトロ(28=アルゼンチン)と対戦する。添田豪(32=GODAI)は1回戦で敗退した。

 草木も眠る丑(うし)三つ時、ようやく試合が終わった。蒸し暑さから全身を濡らす汗。最終セットタイブレークでの勝利に冷や汗までかいた。「出だしはいいプレーだったが、第2セットは相手の速いテニスに押されてミスをした。最後は運もあった」。進行が大幅に遅れ、試合が始まったのは午後11時半。過去5戦全勝のヤングに大苦戦した。サーブに安定感がなく、第1セットからブレークを奪い合う展開となった。最終セットは3度のマッチポイントを生かせずにタイブレークに突入。最後は相手の自滅に助けられた。

 今季は優勝がなく、獲得ポイントは14位。全米オープンを頂点とする夏のハードコートシーズンは正念場だ。3回戦は過去1勝5敗の09年全米オープン王者デルポトロ(アルゼンチン)が相手。「サーブとか直すべきところを直さないといけない」と息つく間もなく強敵を迎え撃つ。