旅行では欠かせない宿泊先のホテル。ビジネスホテルからシティーホテル、カプセルホテルまで種類は様々。目的や用途に合わせて利用したいホテルには安らぎを求めるもの。

今回ご紹介するのは、祇園祭に合わせて京都の河原町にオープンした「ザ・ミレニアルズ(The Millennials)」。

ミレニアル世代向けに特化したこれまでにない宿泊施設です。

ミレニアル世代とは、所有とシェアを合理的に判断し使い分け、多様な価値観を受け入れ、身軽さや自由を求める主に1980年以降に生まれた世代を指しているのだそう。

そんなこちらのホテルは、既存のホテルやオフィス、住居といった定義にとらわれず、合理性と多様性と自由を追求した施設となっていることが大きな特徴です。

ホテルの入口を入ったらエレベーターで8階のフロントまで上がり、チェックインします。客室は全152室。女性フロアもあるので、女性一人でも安心して利用することができます。

フロントでチェックインする際には、簡単なホテルの利用の仕方の説明があります。渡されるルームキーはiPod。内蔵されている専用アプリで客室の様々な設備をコントロールします。ルームキーまで進化しているところがまさにミレニアム世代向けといえます。

ルームキーのiPodを受け取りいよいよ客室へ。その前にフロントの横に設置してあるパジャマを選ぶことができます。サイズはS〜Lまで用意されており、色は白、グレー、紺の3種類が用意されています。上下の色やサイズの組み合わせは自由なので自分に合うサイズをここで選んでみよう。

・世界で最も進化した客室ユニット「スマートポッド」を開発

客室は、日本発で海外から注目を集めているカプセルホテルを応用した形態です。カプセルホテルは元々日本で生まれた格安の宿泊形態ですが、世界的に注目を集め始めており、最近では海外でも日本のカプセルホテルからインスピレーションを受けたミニマルなホテルが増加しているのだとか。

ベッドは、米国シェア1位のサータ社製のポケットコイルマットレス。120センチワイド×25センチ厚の一段式ベッドです。ルームキーのiPodに内蔵されている専用アプリで、ソファモードにコントロールすることにより床に立って着替えが可能になっています。

・ベッドの下には荷物スペースが有り

ベッドの下にはスライド式キャビネットがあり、荷物を収納することができます。L型スーツケースも開いたまま収納可能のワイドなサイズ。

・アメニティグッズも充実

宿泊に必要なタオルを始め、歯ブラシやくしなどがポーチに入って提供されます。耳栓も用意されているので周囲の音が気になる方は使用してもいいでしょう。フロア内には共同のトイレやシャワールームもあるので好きな時間に使用することができます。

・ドアの代わりにブラインドを使用

ドアは、ブラインドを下ろすことにより代用。下まで下ろし、iPodと一緒に渡された鍵で施錠することが可能です。

・寝るまでを共用部で過ごすホテル

実はこちらのホテル、宿泊特化型でありながら、ホテル全体の20%もの面積を共用部に割いているところが特徴です。

フロント・ロビーの他、ワークデスク・ミーティングルーム・プレイゾーン・キッチン・ダイニングスペースといった充実した共用スペースがあり、宿泊者は全てのスペースを自由に利用することができます。

従来型のカプセルホテルは、寝る直前まで外で過ごし、寝るためだけにチェックインし、すぐに就寝という利用が大半であるのに対しこちらのホテルでは、「眠るまでをホテルの共用部で過ごす」という滞在スタイルになっています。

キッチンには、炊飯器やオーブントースター、コーヒー器具などを始めとする生活に必要な一通りの調理器具が揃っています。

フライパンも用意されているので食材を購入してきてその場で調理することも可能。自慢の料理を他の宿泊者に披露するのもいいでしょう。冷蔵庫に冷たいドリンクなどをしまっておくこともでき、使い勝手は様々です。

・ホテルのロビー・ラウンジがコワーキングとして利用可能

ニューヨークやポートランドをはじめとした欧米におけるラフで自由なデザインを重視したライフスタイルホテルは、その多くのロビーがクリエイターたちのワークスペースとして利用されています。

ホテルのロビー・ラウンジにコワーキングスペースがあり、パソコンを用いて仕事をしたりオフィスとして使用できるのも特徴。

「ザ・ミレニアルズ(The Millennials)」では、コワーキングのことを「ワークとは切り分けるものではなく、共にあるもの」という理念を込めてアンドワーク(andwork)と呼んでいるそうです。

このアンドワーク(andwork)利用者は月額料金を支払うことにより、ホテルの設備・サービスが全て利用可能。

朝のコーヒーサービス、日中は客室での昼寝やシャワー利用、そして夕方のハッピーアワーは、宿泊者との交流を目的にビールを無料で提供されます。

今後は、2018年1月に渋谷での開業を予定しているのだそう。今までにないカプセルホテルの進化版「ザ・ミレニアルズ(The Millennials)」を一度利用してみてはいかがでしょうか。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

施設 The Millennials Kyoto
住所 京都府京都市中京区河原町三条下ル山崎町235 Gビル京都河原町01  
客室数 152室
施設のHP https://www.themillennials.jp