今井絵理子、不倫釈明に続々と矛盾発覚(写真はイメージです)

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 元SPEEDの今井絵理子参院議員(33、比例、自民)の不倫疑惑に新たな“爆弾”が投下され、騒動がさらに拡大している。「手つなぎ爆睡写真」に続いて新たな写真や動画が公開され、その親密ぶりによって「一線は越えていない」という今井議員の言い訳が崩壊寸前になっているのだ。さらにお相手として報じられた神戸市議・橋本健氏(37)の“ウソ”が指摘され、二人そろって窮地に立たされている。

■「手つなぎ動画」が決定打?続々と矛盾発覚で高まる批判

 新たな写真と動画は新幹線での「手つなぎ爆睡写真」をスクープした『週刊新潮』(新潮社)が撮影し、8月2日放送の情報番組『ビビット』(TBS系)で公開された。

 新たに公開された映像は、今井議員が橋本市議の手を引くようにして新幹線の車内を歩いている衝撃の「手つなぎ動画」だ。さらに今井氏が橋本氏の肩にもたれて眠っている新たな写真も公開され、二人の親密ぶりをより印象付けるものとなっている。

「不倫騒動の発覚後、橋本市議は会見で『寝ているうちに無意識に手をつないでしまった』と釈明していましたが、手をつないで歩いていたとなれば説得力が完全になくなってしまう。今井議員の方から彼の肩にもたれかかって寝ている写真も致命的。シラを切り通そうとした二人に対し、隠し玉として『新潮』サイドが決定的な証拠を突きつけた格好といえるでしょう」(週刊誌記者)

 さらに『新潮』は橋本市議の“ウソ”を指摘。橋本市議は会見で「ここ4〜5年、結婚生活は破綻している」などと説明し、破綻した婚姻関係は自由恋愛の妨げにはならないと思っていたと主張していた。しかし、橋本市議の妻は「破綻していた事実はない」とワイドショーなどを通じて真っ向から反論。同誌でも妻の知人が「婚姻関係は破綻していたというストーリーはまったくのウソ」と証言している。

 同誌によると、橋本市議は以前から外泊が多かったものの妻と子供たちが待っている自宅に時折帰っており、別居状態などではなく離婚の話が出たこともなかったという。だが、橋本市議と今井議員が出会ってから約4か月後の昨年8月に突如として妻に離婚を切り出し、その翌月にはマンションを借りて家を出てしまい、今年3月に一方的に離婚調停を申し立てたというのだ。

 さらに不倫疑惑を報じた『週刊新潮』が発売される前日の7月26日、橋本市議は突然「会いたい」と妻に連絡。妻の弁護士が代わりに会うと、橋本市議は「離婚届に判を押してくれ」と言い出したという。この行動について同誌は「記事が出る前日に離婚を成立させて『不倫ではない』と強弁しようとした」と指摘し、橋本市議の釈明を完全否定している。

「そもそも橋本市議には現在2歳になる子供がいるので『4〜5年前から結婚生活が破綻していた』という言い訳は無理があるように感じられます。これは不倫うんぬん以前に『子供は愛のない状態で生まれた』と公言しているようなものであり、父親として、人として、一線を越えてしまったような印象すらある。もしこれを保身のために言っているとすれば、政治家としての資質を疑われかねないでしょう」(前出・週刊誌記者)

 また、今井議員と橋本市議はホテルの同じ部屋に宿泊していたとも報じられ、今井議員が濡れ髪&パジャマ姿で廊下に出てきたところまで撮られているが、今井議員は「深夜まで講演の原稿を一緒に書いていた」と釈明している。

 だが、これも今月1日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で安藤優子キャスター(58)が「講演で原稿を読むようなことは絶対しない」と指摘。自身も講演をすることがあるという安藤キャスターは「メモ書きくらいはする」としながらも、原稿を用意してそのまま読み上げるようなことはないと疑問を呈した。今井議員が「講演ベタ」で原稿がないとまともに喋れないという可能性もあるが、それはそれで政治家として問題があるだろう。

 もはや言い訳すればするほどボロが出てしまい、追い詰められているように見える二人。さらなるダメ押しの動画や写真が公開される恐れもある。稚拙な釈明で世間の怒りに油を注いでいるような印象もあるが、このまま「一線は越えていない」で完全否定を貫き通すつもりなのだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。