Jリーグで「衝撃デビュー」を飾った5人の選手たち

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Jリーグデビュー戦で2得点をあげる活躍を見せたルーカス・ポドルスキ。

なかでも先制点となった得点は世界レベルのクオリティであり、わずか1試合で大きなインパクトを残した。

そこで今回は、衝撃的なJリーグデビューを飾った選手たちを振り返ってみることにしたい。

1. ジーコ

生年月日:1953/03/03 (64歳)
ポジション:MF
当時のチーム:鹿島アントラーズ

デビュー戦の日時:1993/05/16
デビュー戦:1993 Jリーグ サントリーシリーズ 第1節 鹿島アントラーズ 対 名古屋グランパスエイト
デビュー戦の結果:鹿島アントラーズ 5-0 名古屋グランパスエイト
得点経過:ジーコ(25分、30分、63分)、アルシンド(53分、64分)

※01:32から

鹿島アントラーズのファンにとって、ジーコが特別な存在である理由。様々あるはずだが、それを紐解いていけばきっと全てはこの試合にたどり着くはずだ。

鹿島にとってのJリーグ開幕戦で、「神様」と呼ばれたジーコはなんとハットトリックを達成。40歳でのハットトリックは今でも最年長記録であり、鹿島の1stステージ優勝の立役者となった。

2. パトリック・エムボマ

生年月日:1970/11/15 (46歳)
ポジション:FW
当時のチーム:ガンバ大阪

デビュー戦の日時:1997/04/12
デビュー戦:1997 Jリーグ 1stステージ 第1節 ガンバ大阪 対 ベルマーレ平塚
デビュー戦の結果:ガンバ大阪 4-1 ベルマーレ平塚
得点経過:松波正信(10分、32分)、小島宏美(57分)、エムボマ(72分) / 田坂和昭(75分) 

“浪速の黒豹”、エムボマと言えばベルマーレ平塚戦でのこのリフティングボレー!

Jリーグ史に残る伝説のスーパーゴールだが、実はこの試合は1997シーズンの開幕戦。エムボマにとってガンバ大阪でのJリーグデビュー戦であったのだからなおさら驚きだ。

なお、エムボマはこの1ヵ月前に行われたヤマザキナビスコカップで正式なデビューを飾っているが、コンサドーレ札幌との初戦でも2ゴールをあげる活躍を見せている。

3. 村上 佑介

生年月日:1984/04/27 (32歳)
ポジション:DF
当時のチーム:柏レイソル

デビュー戦の日時:2008/10/04
デビュー戦:2008 J1 第28節 大宮アルディージャ 対 柏レイソル
デビュー戦の結果:大宮アルディージャ 0 - 4 柏レイソル
得点経過:村上佑介(0分、14分、44分)、菅沼実(48分)

DFでありながら、初出場のリーグ戦でハットトリックを成し遂げたという信じられないエピソードを持つのが現V・ファーレン長崎の村上佑介だ。この日の大宮戦、藏川洋平の出場停止処分によって先発起用された村上は、2本のヘディングと華麗なループシュートでチームを勝利に導いた。なお、Jリーグのデビュー戦でハットトリックをしたのはジーコ以来2人目である。

4. ルーカス・ポドルスキ

生年月日:1985/06/04 (32歳)
ポジション:FW
当時のチーム:ヴィッセル神戸

デビュー戦の日時:2017/07/29
デビュー戦:2017 J1 第19節 ヴィッセル神戸 対 大宮アルディージャ
デビュー戦の結果:ヴィッセル神戸 3-1 大宮アルディージャ
得点経過:ポドルスキ(49分、62分)、田中英雄(78分) / トスカーノ(60分)

ジーコや村上と比較すると、デビュー戦での2ゴールというのはインパクトにはやや欠けるかもしれない。

しかし、これだけの期待を受ける中で新チームにすぐさまフィットし、世界基準のゴールをあっさり決めてしまうのだからその衝撃度は大きいはずだ。

もちろん、ポドルスキの獲得が神戸にとってポジティブなものであったかはまだ分からない。しかし、それを期待してもいいだけのデビューを飾ったとは言えるだろう。

5. ヘニー・マイヤー

生年月日:1962/02/17 (55歳)
ポジション:FW
当時のチーム:ヴェルディ川崎

デビュー戦の日時:1993/05/15
デビュー戦:1993 Jリーグ サントリーシリーズ 第1節 ヴェルディ川崎 対 横浜マリノス
デビュー戦の結果:ヴェルディ川崎 1-2 横浜マリノス
得点経過:マイヤー(19分) / エバートン(48分) 、ディアス(59分) 

「黄金カード」と言われたJリーグの開幕カード、ヴェルディ川崎対横浜マリノス戦。

読売、日産時代から鎬を削った両チームにはラモス瑠偉、三浦知良、木村和司、ラモン・ディアスというスター戦士が勢揃いしていたのだが、記念すべきJのゴール第一号はスリナム出身の伏兵から生まれた。

その意外性を含め、ある意味で衝撃的なデビューと言えるだろう。