ジャニーズ事務所(撮影=編集部)

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 9月にジャニーズ事務所から独立する元SMAPの香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎のレギュラー番組が、10月以降も継続すると7月29日に一部スポーツ紙が報道した。テレビ局関係者が話す。

「この時期には10月の改編情報はほぼ出揃っていますから、継続で間違いないと思いますよ。ただし、テレビ局が発表するならわかりますが、なぜスポーツ紙で先に、しかも各が同時に報じたのか。ジャニーズ側がスポーツ紙に情報を提供しているからという理由以外には考えづらいです」

 それにしても、終了すると思われた3番組の継続は、業界では意外と受け止められているようだ。

「フジテレビは全体の視聴率が悪いので目立っていませんが、ゴールデン帯で1ケタが続いている香取の『おじゃMAP!!』は他局なら確実に終わるはず。草なぎの『「ぷっ」すま』、稲垣の『ゴロウ・デラックス』は深夜枠なので大勢に影響はない。むしろ、テレビ局にとっては、ジャニーズから離れるタレントの持つ番組を継続させるよりも、大手事務所のタレントで新番組を始めるか、ゴールデン帯に持っていけそうな番組の実験枠にしたいところ。それでも2番組を打ち切らないのは、世論に敏感になっているから。9月に2人がジャニーズを離れたと同時に番組も終了させるのは、あまりにも露骨過ぎる。とりあえずは様子を見ようということでしょう」(同)

 インターネット上でのファンの声が、テレビ局やジャニーズ事務所に届いたということなのか。

「視聴率を考えれば、テレビ朝日の『SmaSTATION!!』が最も安定しているし、10月で16周年を迎える長寿番組。それなのに、6月の段階で終了の報道が出た。普通に考えればおかしい。元SMAPメンバーのジャニーズ独立組の持っている番組のなかで最も安定している『スマステ』が終われば、あとは“時間の問題”という考え方もできる。香取が『おじゃMAP!!』で漏らした『俺、引退しないから!』という一言は、このような理不尽な流れを鑑みた上での心の叫びだったと思いますよ。香取の言うように、40歳になって留学するとか画家に転身するとか、普通に考えればあり得ないこと。本人の道は本人が決めるはずなのに、周りが勝手にレールを敷くような報道をしてきたこと自体がおかしかった」(別のテレビ局関係者)

 本来、テレビ番組は視聴率が良ければ続き、悪ければ終わるのが使命。そうではない政治的な力が働いているとすれば、視聴者はますます離れるに違いない。

「3番組は10月の改編では継続しても、来年3月限りでの打ち切りの可能性はあると思いますよ。ファンが声を上げ続けたり、数字が劇的に良くなったりしないと、いつ終わってもおかしくない。ジャニーズを辞めれば、3人がSNSを始めることもできる。そうなれば、今までのようなコントロールが効きづらくなる」(同)

 もしかしたら、ジャニーズはそれを一番恐れているかもしれない。
(文=編集部)