米ニューヨークで行われた「MTVビデオ・ミュージック・アワード2016」でパフォーマンスを行うカニエ・ウエストさん(2016年8月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ラップ歌手のカニエ・ウエスト(Kanye West)さん(40)が1日、自身のツアー中止に伴って発生した損害を補填(ほてん)する保険金の支払いを拒んでいるとして、英保険会社ロイズ(Lloyd's)を相手に1000万ドル(約11億円)の支払いを求める訴訟を起こした。ウエストさんは昨年、「神経衰弱」と報じられた後にツアーを中止していた。

 米ロサンゼルス(Los Angeles)の連邦裁判所に提出された訴状によると、ウエストさんは昨年11月に「セント・パブロ・ツアー(Saint Pablo Tour)」の公演を切り上げて同市内の病院に自ら赴き、それから間もなくしてロイズに保険金を請求した。しかし、ウエストさんの主張によると、ウエストさんと自身が経営する「ベリー・グッド・ツーリング(Very Good Touring Inc)」に対する保険金は未払いのままで、ロイズ側は意図的に支払いを引き延ばしているという。

 ウエストさん側は訴状で、ロイズは保険金の支払いを行わない理由について、整合性のある説明をしていないと批判。「カニエのマリフアナの使用を根拠に(ロイズは)請求を拒否している可能性があり、ベリー・グッドが支払った数十万ドルもの保険の掛け金を保持している」と述べている。セント・パブロ・ツアーは昨年12月31日まで行われる予定のところ、あと21回の公演を残して全て中止になったが、同訴状によると、ツアー中止が余儀なくされる場合に備えてウエストさんは保険に加入していた。

 同訴状は、「支払いを引き延ばすのは保険会社の典型的なやり口」で、「給付金請求後の査定を延々と続け、支払いを拒否するために不自然な言い訳を探し回っている」と主張している。
【翻訳編集】AFPBB News