【ソウル聯合ニュース】韓国行政安全部は2日、国の非常事態に備える政府主導の定例訓練「乙支演習」を今月21〜24日に実施すると発表した。政府はこの日、李洛淵(イ・ナクヨン)首相の主宰で演習の準備報告会議を開いた。

 演習は有事の際に国と国民の生命・財産を守るため非常時の対応計画を点検するもので、毎年全国単位で実施されている。市・郡・区以上の行政機関と公共機関、団体など4000余りの機関から約48万人が参加する。
 50回目となる今年は、有事の任務遂行力を養うための公務員の緊急招集訓練、テロに備えた官民と軍、警察による統合訓練、サイバーテロや全地球測位システム(GPS)妨害電波への対応訓練、砲撃を想定した住民避難訓練などが予定されている。
 乙支演習は1968年1月21日に北朝鮮の武装ゲリラが青瓦台(大統領府)襲撃のためソウルに侵入した事件を機に、同年7月に「太極演習」の名前で初実施された。翌年に現在の名称に変わった。