竹内涼真、ツンデレ青年役で女性人気爆発へ 『過保護のカホコ』“麦野初”の魅力

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 イケメン麦野くんにトキメキが止まらない。『過保護のカホコ』(日本テレビ系)は、朝、自分で起きることもできず、洋服も決められない、そこになんの疑問も抱いていない箱入り娘の加穂子(高畑充希)が自分とは正反対の青年・麦野初(竹内涼真)との出会いによって、本当の自分を見つけ出していくホームコメディだ。

(参考: 高畑充希演じる加穂子は本当に“社会不適合者”なのか? 『過保護のカホコ』共感度低い主人公の魅力

 このドラマで、女性たちが心をぐちゃぐちゃに鷲掴みされているのが、竹内涼真が演じる麦野初の存在である。はじめは加穂子にティッシュ配りやピザの配達を押しつけるなど、ただの調子が良いヤツだった麦野。加穂子のあまりの世間知らずさに、視聴者さえ多少なりとも感じたイライラを、おそらく彼も抱いていたのだろう。だが第2話から麦野も視聴者も気付くのだ、「この娘は本当に純粋無垢なだけなのだ」と。

 チェリストを目指すも、手首の神経障害によってもう演奏ができないかもしれないと診断された従姉妹のイト(久保田紗友)に、何かできることはないかと考え抜いて千羽鶴を届けた加穂子。だが、「あんたみたいな水槽の中でぬくぬく泳いでいる金魚に、荒波の中で必死に泳いできたこっちの辛さが、わかるわけねぇだろうが」と、罵声を浴びせられてしまう。

 パニックに陥る加穂子だが、家族の問題故、母親の泉(黒木瞳)には相談できない。そんな時に助けを求めたのが麦野だった。「なんなら俺の胸、貸してやろうか」という冗談に、思い切り麦野にしがみついて泣き出す加穂子。「おいおいおい…」と戸惑いながらも、最後は「もう好きにして!!」と、加穂子の背中を優しくトントンする仕草、こんなところも女子たちは見逃さない。

 「これからはママに言えないことがあったら、とりあえず俺が聞いてやるから」――。これまで悩み(悩みまでいかないレベルのこともすべて)を母親に相談してきた加穂子にとって、初めて母親以外の相談相手ができた。第3話を終え、家族と麦野以外に登場人物がいないことから推測するに、友達もいないであろう加穂子にとって、麦野がとてつもなく大きな存在になるのは当然のこと。そして視聴者もまた、そんな麦野の虜になってしまう。

 加穂子が麦野に惹かれる理由は、このツンデレ要素だけではない。今まで、母親にはどんなことも「こうだ」と決めつけられてきたが、麦野は加穂子と話すとき、必ず「わかるか」と意思を確認する。加穂子はその都度自分なりに納得し、受け入れ、人として成長しているようにも見えるのだ。

 第3話では、麦野を振り向かせるために、好きなタイプを聞いたり、好きなお弁当のおかずを聞いたり、なんなら最後は勢い余って告白までしてしまう加穂子。一体どこまでピュアなんだ。

 本日放送の第4話では、一番キレイに見える洋服を着てあらためて「付き合ってください」と告白する加穂子だが、「ごめん無理」とあっさりフラれてしまう。今後、麦野は同じく芸術の道を志すイトと恋愛関係に発展するのだろうか。そんな展開、果たして加穂子に耐えられるのか…と不安になる。だが一方で、厳しくも優しく麦野が加穂子の手を引く姿もまた、容易に想像できるから心地よい。

 麦野の魅力は、爽やかな顔立ち、黒いTシャツに作業服をさらりと着こなすスタイルの良さ、根底にある優しさ…ついでに絵を描くときの腕の筋肉、なんて細かいところまで数え出したらキリがない。初対面の男性から「お前」と呼ばれることに嫌悪感を抱く女性は多いはずだが、おそらく多くの女性が麦野くんになら率先して「お前」と呼ばれたいと思ってしまうのだから勝手なものだ。

 ストーリーの奥深さ、そして高畑充希の好演も光るドラマだが、竹内涼真が作り出す麦野初が「ジャストマイタイプ」だという女子からの熱視線は、まだまだ冷めることはないだろう。

(nakamura omame)