中国では今でも人身売買が密かに行われていると言われており、特に子どもの誘拐事件は後を絶たない。日本で暮らしているとなかなか想像がつかないのだが、中国では子どもが行方不明となった親がビラを配っている姿を見かけることがある。2015年5月付のNHKの報道によれば、中国では年間20万人もの子どもが行方不明となっているという。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では今でも人身売買が密かに行われていると言われており、特に子どもの誘拐事件は後を絶たない。日本で暮らしているとなかなか想像がつかないのだが、中国では子どもが行方不明となった親がビラを配っている姿を見かけることがある。2015年5月付のNHKの報道によれば、中国では年間20万人もの子どもが行方不明となっているという。
 
 そのため、中国では子どもたちの通学は、両親や祖父母が送り迎えをするのが一般的となっているが、日本では、子どもたちが自分たちだけで登下校すること一般的だ。都会では、地下鉄やバスなどの公共交通機関を乗り継いで通学する子どもも少なくない。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本では小学生は自分の足で登下校する」と伝え、日本の保護者たちは「なぜ心配しないのか」と問いかける記事を掲載した。
 
 記事は、日本の小学生たちが集団登校している様子の写真を掲載しつつ、「日本では子どもであっても自分たちの足で登下校するのが慣例となっている」と伝え、小さな体に大きなランドセルを背負って子どもたちが元気に登下校する姿は、日本ではごく当たり前の光景であることを伝えた。
 
 さらに、人通りや車の往来が多い場所では学童擁護員が配置されることはあっても、日本では子どもたちが自分で登下校することが「自立への第一歩と考えられている」と紹介した。
 
 中国のように保護者が子どもを送り迎えしないのは、やはり日本では治安が良く、誘拐事件はまず発生しないためだと考えられる。記事には、中国人ネットユーザーから「中国も1970年代から80年代の頃は、子どもたちは自分で登下校していた。だが、社会の雰囲気が変わってしまい、保護者が送り迎えせざるを得なくなった」、「中国では人身売買や保護料を要求する人がいる。暮らしにまったく安心感がない」などのコメントが寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)