8月2日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比94円25銭高の2万80円04銭で取引を終えました。

 マネースクウェア・ジャパンの根岸慎太郎アナリストによると、この日の上げ幅は一時、前日終値比100円をオーバー。米政局の不透明感や弱い米経済指標の結果を受けて前日、ドル/円が一時1ドル=110円を割り込む場面もありましたが、米ダウ工業株30種平均が5日連続で過去最高値を更新するなど欧米株が堅調でした。

 東証1部33業種中、電気機器、鉄鋼など18業種が上昇、一方、パルプ・紙、不動産など15業種は下落しました。個別銘柄では、JFEホールディングス(HD)、オークマが買われ、帝人、ニチレイは売られました。

 TOPIX(東証株価指数)は前日比5.88ポイント高の1634.38。東京外国為替市場でドル/円は午後3時現在、1ドル=110円70銭台で推移しています。

米景気の先行きに不安 

 根岸さんによると、好調な米企業決算が米国株を支援しており、日経平均も欧米株上昇を好感。しかし、1日発表された7月の米自動車販売台数が前月から減少するなど、米景気の先行きに不安が残り、今後米国株が下落する可能性に要注意です。

「米政局や景気の先行きに対する不透明感が高まれば、米国株が下落し、ドルに一段の下押し圧力が加わる可能性があります。その場合、日経平均にもマイナスとなるでしょう」(根岸さん)