高い攻撃力が最大の魅力であるダウベルト。このブラジル人DFの加入で長友は窮地に……。 (C) Getty Images

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 インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は、長友佑都を高く評価していると言われる。だが、そんな日本代表が身を置くサイドバックのポジション争いは激化していきそうだ。フランス・メディアによると、インテルはニースからブラジル人DFのダウベルト獲得に迫っているという。
 
 近年、サイドバックが「穴」だと指摘されてきたインテル。セリエAで7位と低迷した昨シーズンからの巻き返しを図る首脳陣は、新シーズンこそ課題のサイド強化を果たそうと、ニースでブレイクしたダウベルトの獲得に動いてきた。
 
 フランス紙『ニース・マタン』の報道として、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えたところによると、インテルは移籍金約2000万ユーロ(約25億6000万円)に、将来の売却時の移籍金の20%を加えた条件でニースと合意に達したという。
 
 報道によれば、ダウベルトは現地時間8月3日か4日にもインテルのメディカルチェックを受けるとのこと。昨シーズンのリーグ・アンで33試合出場で4アシストを記録し、3位と躍進したニースに大きく貢献したブラジル人DFは、インテルにとってダニエレ・パデッリ(←トリノ)、ボルハ・バレロ(←フィオレンティーナ)、ミラン・シュクリニアル(←サンプドリア)、マティアス・ベシーノ(←フィオレンティーナ/獲得内定)に続く、今夏5人目の補強になると見られている。
 
 ダウベルトの加入はもちろん、長友にとってライバルが増えることを意味する。左サイドを主戦場とするダウベルトがレギュラーとして迎え入れられた場合、長友は昨シーズンのレギュラーだったダニーロ・ダンブロージオやクリスティアン・アンサルディからポジションを奪わなければいけない。
 
 インテルのオーナーである蘇寧グループの統括テクニカルコーディネーターを務めるワルテル・サバティーニは、先月の会見で、スパレッティ監督が長友を評価していると述べた。だが、残留の可能性が「50〜60%」とも明かしている。
 
 プレシーズンマッチでのパフォーマンスも決して評価されているとは言えない長友だけに、ライバルの加入でますます厳しい立場に追いやられるかもしれない。

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