警察庁は8月1日、警察庁を装う詐欺サイトが発見されたとして注意喚起を行っています。
 
詐欺サイトは、閲覧者がネット上で違法行為をしたとして、罰金名目でiTunesカードのコードを要求するという普通では少し考えられないものですが、手の込んだサイトとなっているため騙されないように注意する必要があります。

iTunesカードで罰金を払えと要求

今回発見された偽サイトは、警察などからの警告を装う「ポリスランサム」に近い手法を使った詐欺サイトです。
 

 
こちらが警視庁の偽サイトです。
 
偽サイトに誘導されると、違反行為を行ったとしてiTunesカードで20,000円~50,000円の罰金を支払うように要求されます。
 
この詐欺サイトは非常に巧妙に作られており、iTunesコードを送信するまではブラウザの閉じるボタンやWindowsのスタートボタンが押せないように見え、まるで画面がロックされたかのように錯覚してしまいます。
 
しかし、実際のところはアドレスバーや閉じるボタンなどすべてが偽装されているため、クリックしても何も反応が起こらないのです。そのため、全画面表示を解除すれば通常の操作を行うことができます。

警視庁のサイトなのに「日本の警察に通報」?

また、偽サイトは警察庁と表示されているにもかかわらず、「支払いなきままにブロック解除をしようとすると、風営法違反により日本の警察に通報されます」という謎の文章が記載されていることも分かります。
 
巧妙に作られたサイトですが、「違反金の支払い方法がiTunesコードであること」や「記載されている文章がおかしいこと」に気付けば詐欺を回避できるので、ネット利用時には注意をしましょう。
 
 
Source:警察庁, Trend Micro
Photo:flickr-Dick Thomas Johnson
(kotobaya)