ニュージーランド・ウェリントンの国会議事堂で、野党・労働党の党首就任後初の記者会見に臨むジャシンダ・アーダーン氏(2017年8月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ニュージーランドの最大野党・労働党の前党首の辞任に伴い、1日に新党首に就任したジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)氏(37)がメディアから繰り返し子どもを持つ意向を問われ、性差別との議論が沸き起こっている。

 アーダーン氏はテレビ局TV3のインタビューで、母になるつもりがあるかとの質問を2度にわたって受けた。同氏は最初の質問に対しては、多くの働く女性にとってのジレンマだなどと、明言を避けながら快く回答した。

 しかし同局の別のインタビューで、首相にふさわしいかどうか判断するためにも国民はアーダーン氏の家族計画を知る権利があると言われると、同氏は反論。「2017年にもなって職場で女性がそんな質問に答えなければならないなんて全く容認できない」と述べ、女性は子づくりの予定ではなく、能力によって雇用されるべきだと主張した。

 これを受けてソーシャルメディアでは議論が噴出。多くの評論家が男性はそのような質問を受けることはないと批判した。

 同国人権委員会メンバーのジャッキー・ブルー(Jackie Blue)氏は、女性にそのような質問をすることは同国の人権法違反に当たると指摘した上で、「率直に言って女性が出産するつもりかどうかなんて、まったく余計なお世話だ」と糾弾した。
【翻訳編集】AFPBB News