ロナウジーニョが“後輩”ネイマールの移籍騒動に言及 「財布がいっぱいになっても…」

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ブラジルの天才が語る 「大事なのはハートで物事を決めること」

 バルセロナ所属のブラジル代表FWネイマールには、連日パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍報道が報じられている中、本人は無言を貫いている。

 そうしたなか、かつて両クラブに所属した元ブラジル代表FWロナウジーニョが滞在先のコスタリカで取材に応じ、セレソンのナンバー10の今後について言及している。

 コスタリカ紙「ラ・ナシオン」によると、ロナウジーニョは現地でイベントに出演。そこでは、「コスタリカのサッカー選手と言えば?」という問いに「ケイラー・ナバスはいいGKだよね」と回答。また「クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシだと、どちらが良いプレーヤーか?」というよくある質問に対しても、「間違いなくメッシだね」とかつてバルサでともにプレーした後輩を立てていた。

 そしてブラジル代表とバルサの後輩であり、今最も世間の注目を集めているのがネイマールだ。2億2200万ユーロ(約289億円)とも言われる移籍金でPSG移籍が濃厚と見るメディアが多いなかで、両クラブに所属経験のあるロナウジーニョは、現在のネイマールの年齢である25歳の時にバロンドールを獲得している。同じ年齢に達した後輩について、「ヨーロッパのビッグクラブでどんな役割を果たせるのか?」という質問をぶつけられると、天才と讃えられてきた男はこう答えている。

「金銭面は“二つ目の選択肢”であるべき」

「彼はすでにリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともにバルサの顔になっていると思う。そこには何も欠けていないし、タイトルだってつかめるし、自然と個人タイトルも手にできると思うよ」

 こうバルサ残留のメリットを説くとともに、バルサを優に超える金銭面の条件を提示したPSGのオファーについてもこう答えた。

「金銭面は“二つ目の選択肢”であるべきだよ。大事なのはハートで物事を決めることだ。財布がいっぱいになっても悲しいのなら、何も得られない。僕らは自分のハートに沿って、幸せにならなければならない」

 残留か移籍かどちらがベターとは明言しなかったものの、金銭面に目がくらんでの決断はしてほしくないという考えのようだ。バルサでプレーし続けるにせよ、PSGに新天地を求めるにせよ、ネイマールには世界最高のプレーヤーになるための精進を続けてほしい――ロナウジーニョはサッカー選手としての本質を伝えたかったのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images