1日、普段気にせず通り過ぎてしまいがちなマンホールのふたが日本で大きな人気を集めていると、韓国・京郷新聞が伝えた。写真は埼玉・朝霞市内のマンホール。

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2017年8月1日、普段気にせず通り過ぎてしまいがちなマンホールのふたが日本で大きな人気を集めていると、韓国・京郷新聞が伝えた。今年1月に埼玉県で開かれたイベント「マンホールサミット埼玉2017」には、予想の700人をはるかに超える3000人が集まったという。

記事は、地域の特産品や動植物、名所などが描かれ、中には美しく彩色された「デザインマンホールふた」が日本各地にあり、これらマンホールのふたを求めて全国を行脚する愛好家「マンホーラー」も少なくないと紹介している。

国土交通省と下水道団体が設立した「下水道広報プラットホーム」によると、日本には簡単な幾何学模様まで含めると、約1万2000種のマンホールのふたがあると推定されている。また、「デザインマンホールふた」は、1977年に魚の群れをモチーフに製作された、沖縄県那覇市のものが発祥とされているそうだ。

マンホールのふたブームを広めているのが「マンホールカード」だ。表面にはマンホールのふたの写真や位置を示す座標が、裏面にはデザインの由来と地域情報が載っている。地域の官公庁や下水道関連施設で無料配布されているが、ユニークなデザインと地元に行かないと手に入らない希少性からファンの間では熱狂的な反応が起こっており、インターネットのオークションサイトで2万円で取引されているものもあるという。

このカードは、下水道広報プラットホームが下水道のイメージを改善しようと昨年4月に無料配布したのが始まりだ。企画に携わった関係者は、「一つのカードを1カ所でしか入手できないように収集の難易度を高めたのがコレクターの意欲を呼び起こしている」とし、「マンホールカードをすべて集めるのは難しいが、『富士山が含まれたカード』のように、地域や村、名所など自分の好きなスタイルでカード集めができる」と、カードの魅力を語っている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「日本からは学ぶことが多いね」「創造的アイデアだ」「こういうのは、やっぱり日本しかできないね」「日本はマンホールのふたまできれい」など、日本へのリスペクトの声が多く寄せられた。

また、「日本は地域別に個性のあるアイテムをいろいろと作り出す。韓国は全国どこに行っても同じだ」「日本のマンホールのふたは、地域ごとに特色があるし本当にきれい。韓国は、マンホールのふたよりまずは排水の再整備から始めてくれ。悪臭がひど過ぎる」など、日韓を比較した意見も。

その他に、「韓国はマンホールではなくシンクホール(突然地面が陥没し地表に大きな穴が開く現象)で勝負だ」「韓国では少し前まで、マンホールのふたを盗んで売る人がいた」「韓国でこんなきれいなふたを付けたら、夜明けには全部古物商に売り飛ばされてなくなっちゃいそう」など、自虐的なコメントもあった。(翻訳・編集/三田)