古代の中国文明は中国周辺国に多大なる影響を与えた。中国周辺にあって古代中国の影響をまったく受けなかった国は皆無と言えるだろう。日本も海で隔てられていながらも、古代中国の進んだ文明を積極的に取り入れてきた。(イメージ写真提供:(C)exzozis/123RF)

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 古代の中国文明は中国周辺国に多大なる影響を与えた。中国周辺にあって古代中国の影響をまったく受けなかった国は皆無と言えるだろう。日本も海で隔てられていながらも、古代中国の進んだ文明を積極的に取り入れてきた。
 
 中国が周辺国に与えた影響の1つに「漢字」が挙げられる。過去に漢字を使用していた国は日本は含め、中国周辺には複数存在したが、現代においても広く漢字が使われているのは中国を除くと日本のみとなっている。韓国やベトナムも過去は漢字が使用されていたが、現代の韓国ではハングルが使用されており、ベトナムではクオック・グーという表記方法が使用されている。
 
 中国メディアの今日頭条はこのほど、漢字文化圏ベトナムや韓国はすでに漢字を「捨て去った国」であると伝える一方、現代においてまったく漢字を捨てようとしない唯一の国こそ日本だと伝えている。
 
 記事は、韓国はずっと漢字を使用することについて議論があった国であり、今でも韓国の街中では漢字を見かけることがあると伝える一方、すでに国として漢字を廃止し、ハングルを正式に採用したと紹介した。また、漢字は同音異義語が多く、紛らわしいという問題があるとし、ベトナムも脱漢字を進めたと伝えた。
 
 日本も過去には漢字廃止論が存在したが、結局は今も漢字を使用していると伝え、「日本は歴史上、中国文化を苦労しながら学んできた国であり、その苦労は日本人の骨の髄まで刻まれている」と主張した。
 
 これについて、「日本人は本当に学ぶのが上手な民族だ。過去には中国に学び、そして近代では欧米に学んだ。他の文化の精髄を学び取ることに長けた日本人に、中国人は学ぶべきだ」、「ベトナムと中国は古くから良い関係だったのに、漢字を捨ててしまったのは悲しいことだ」という意見が見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)exzozis/123RF)