柴犬の「タヌキ顔」「キツネ顔」とは?

日本国内のみならず、今や海外でも大人気の柴犬。実はその柴犬に2種類あることをご存知でしょうか?
さっそく、それぞれのタイプについて詳しくご紹介します。あなたの好みはどっち?

タヌキ顔(新柴犬、弥生柴犬)

例えば、豆柴のような現代風の可愛らしい顔つきの柴犬を「タヌキ顏」と表現します。タヌキ顔の柴犬は、別名「新柴犬」、「弥生柴犬」とも呼ばれます。タヌキ顏の柴犬は、比較的体が小さく体重も軽めです。特徴をまとめると

丸顔頬が丸く張っている丸い鼻がっしりした体格愛らしい印象 など

くりくりとした目で、ほんわかした印象を持つタヌキ顔の柴犬は、言うなれば”癒し系タイプ”。
岐阜県の地犬「美濃柴」がタヌキ顔にあたります。

キツネ顔(縄文柴)

一方、昔ながらの凛々しい顔立ちの柴犬を「キツネ顏」と表現します。別名「縄文柴」とも呼ばれ、その名の通り和犬特有のキリっとした顔立ちをしています。キツネ顔の柴犬はオオカミに近い雰囲気をしています。キツネ顏の柴犬の特徴は

面長歯が大きい細身スタイリッシュな印象 など

柴犬のなかでも「信州柴」がキツネ顏タイプに近いとされています。

キツネ顏というと、忘れてはならないのが柴犬"ボディ"くんです。ボディくんは端正な顔立ちの持ち主であり、そのイケメン具合からSalvatore Ferragamo(サルヴァトーレ フェラガモ)やCOACH(コーチ)などのハイブランドのモデルに抜擢されるという偉業を成し遂げています。現在の月収は、なんと160万円なのだとか。す、凄い。

柴犬の容姿のちがいは他にもある!?

尻尾

柴犬の尻尾には、驚くことに15種類ものタイプがあります。柴犬の可愛らしさの象徴のようなくるんと巻いた尻尾(巻き尾)を例に挙げると、

左巻右巻左二重巻右二重巻車巻半巻

の6種類があります。これだけでもたくさんに感じますが、まだ9つもの尻尾の種類があるなんて、柴犬はなんて魅力的なのでしょう!
日本刀から名が付いたとされる

太刀尾薙刀尾

や、お茶の道具から付けられた

茶筅尾

などがあります。

毛色

柴犬の毛色には、

赤黒白胡麻

の4種類があります。私たちがよく目にするのは、赤色の毛色を持つ柴犬です。ペットとして飼われている柴犬のおよそ80%が、この赤色の毛色を持っています。
胡麻というのは、赤・黒・白の3種類が混ざっている毛色のことです。その中でも、特に全体的に赤っぽく見えるものを「赤胡麻」と呼び、黒っぽく見えるものを「黒胡麻」と呼んでいます。

まとめ

みなさまの好みのタイプは、「キツネ顔」と「タヌキ顔」のどちらでしたか?

それにしても、キツネ顔とタヌキ顔とは上手く表現したなぁと思います。人間でいう塩顔、しょうゆ顔とはちょっぴり違いますものね。
調べてみると、タヌキとキツネはどちらもイヌ科の動物でした。なるほど、なんだか面白い!

柴犬は、縄文時代の遺跡から遺骨が発見されています。大昔から、私たち人間のそばで生きていてくれたのだと思うと、どこかほっこりした気持ちになりますね。

『柴犬保存会』では昔ながらの凛々しさを持つ「キツネ顔」の柴犬を推奨しています。
一方、『日本犬保存会』では現代風の「タヌキ顔」の柴犬を推奨しているとのことです。

これからは、お散歩中の柴犬さんをただ可愛いと思うだけでなく、この子はタヌキ顔かな?キツネ顔かな?とじっくり顔を見てみようと思います^^