米国務省で記者会見したレックス・ティラーソン国務長官(2017年8月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は1日、国務省で記者会見し、北朝鮮の体制転換は目指していないと言明する一方、北朝鮮は核・ミサイル開発を中止しなければならないと改めて警告した。

 北朝鮮に圧力を掛ける外交努力について説明したティラーソン長官は、北朝鮮の指導部が核・ミサイルの放棄を受け入れれば、米政府は協議に応じる用意があると述べた。

「北朝鮮が核兵器は有効だと主張し続けるなら、対話しないだろう」とも語った。

 その一方で、北朝鮮に対して米国から防衛するための核兵器は不要だと呼び掛け、「体制転換は求めていない。政権の崩壊は目指していないし、朝鮮半島の統一の加速も目指していない」と明言した。

「米軍を38度線の北に送り込む口実も求めていない。これについては北朝鮮にも伝えようとしている」

「米国は北朝鮮の敵でも脅威でもない。だが、北朝鮮が米国に対して容認できない脅威となっている以上、対応しなければならない」と述べた。

 中国については、北朝鮮をめぐる状況の責任があるとはしないが「ほかのどの国にもできない方法で北朝鮮に影響力を及ぼせる特別な関係を築いているはずだ」として、一段の対応を促した。
【翻訳編集】AFPBB News