保護されたロックワラビーの赤ちゃん(スクリーンショット)

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19世紀に乱獲され、絶滅の危機にあった
イエローフーティッド・ロックワラビー( Australian Wildlife Conservancy)

 イエローフーティッド・ロックワラビー(Yellow-footed rock-wallaby)(日本名:しま尾岩ワラビー)をご存知ですか? カンガルーより体が小さく、名前の通り足が黄色の毛で覆われています。非常に温和な動物で、岩の多い地域に生息しています。1ヶ月前に保護されたイエローフーティッド・ロックワラビーの赤ちゃんをご紹介します。

 シドニーにあるオーストラリアン・レプタイル・パーク(Australian Reptile Park)に保護されたティリー(Tilly)は、母親に捨てられて一人ぼっち。生まれて5ヶ月経っても体重はわずか430グラムしかなく、体は衰弱していました。幸いにも食欲はあったため、飼育員は5時間ごとにミルクを与えることにしました。冬の南半球は夜中が特に寒く、ティリーは母親の温かい体に添い寝できないため、飼育員たちは毎晩2時に必ずティリーの様子を確認しています。

 一ヶ月が過ぎ、少し大きくなって元気になったティリーは時々袋の形をしたベッドから出てきます。まだ後ろ足で立つことができませんが、愛くるしい目をしてよちよちと歩きます。ティリーはいずれ他のロックワラビーと共に生活をしなければならないので、皆と馴染めるように飼育員はしっかりと面倒をみるそうです。

 オーストラリア野生動物保護団体(AWC)の統計によると、現在、野生のイエローフーティッド・ロックワラビーは南オーストラリア州に2千匹、ニューサウスウェールズ州に250匹しかおらず、準絶滅危惧種として保護されています。

(翻訳編集・豊山)