浦和戦2ゴールの“トルコのメッシ” 12クラブ争奪戦の末にフィオレンティーナ移籍浮上

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今季放出の可能性が高まるモル “クバ”と同じ道を歩むか

 ドルトムントのトルコ代表MFエムレ・モルは、7月15日の浦和レッズとの親善試合で圧倒的なドリブル突破を披露した。

 日本代表DF槙野智章がなんとか止めようとしたが、ユニフォームをつかもうと必死に伸ばした手が空を切るほどのスピードで、2ゴールを決めた。

 ドルトムントでは控え選手ながら、「トルコのメッシ」と呼ばれるに相応しい才能を満員の埼玉スタジアムで示したモルだが、前線にタレントが揃うドルトムントでは、移籍1年目の昨季は出番をほとんど手にできなかった。

 そして、今季は放出の憂き目を見る可能性が高まっている。イタリア地元紙「ラ・ナツィオーネ」によると、セリエAフィオレンティーナが1200万ユーロ(約16億円)の移籍金で2度目のオファーを出したと報じられている。

 ドルトムントはかつて「クバ」ことポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキをフィオレンティーナに放出した経緯があり、両クラブの関係は良好だという。ユベントスにイタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキを放出したフィオレンティーナは、新エースとして白羽の矢を立てた。そして12クラブが獲得に乗り出しているという「トルコのメッシ」争奪戦で優位に立とうとしている。

 黄色と黒の名門から「ビオラ(イタリア語で紫)」の愛称で知られるフィレンツェの古豪に移籍するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images