函館湾の夜景をバックに世界のアーティストがパフォーマンスを繰り広げる/写真/グレアトーン

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今週末は道内では芸術イベントが行われますよ〜函館では、民俗芸術の分野の国内最大級とされるイベントや、今年で2回目の開催となる札幌芸術祭、アイヌの文化を間近で感じられる夜間プログラムも開催です。

世界のアーティストが元町公園を中心にさまざまなイベントを行う/写真/グレアトーン

■ 第010回 はこだて国際民俗芸術祭【8/5(土)〜8/11(祝)】

民俗芸術の分野では国内最大級の大型フェスティバル。世界のアーティストが長期に渡り函館に滞在し、元町公園を中心にさまざまなイベントを行います。

旧函館区公会堂前の特別ステージでのパフォーマンスも必見! 世界の料理や雑貨が集まる「もぐもぐフェスティバル」も同時開催です。

●会場:元町公園、旧函館区公会堂前、ペリー広場 ■住所:函館市元町周辺 ■電話:0138・52・3815(芸術祭事務局) ■時間:16:00〜21:30 ■料金:7日間有効市民スポンサーパス3000円、ワンデイパス平日1000円・土曜日曜祝日2000円、高校生以下無料

■ ポロトコタンの夜【8/5(土)〜8/6(日)】

アイヌ民族に伝わる伝統的な「祈り」、「食文化」などを紹介し、体験できるイベント。長老の火の神への祈りに始まり、アイヌの楽器ムックリなどによる演奏や、約8種目の歌と踊りが幻想的な雰囲気の中で披露される予定です。

●会場:アイヌ民族博物館 ■住所:白老町若草町2-3-4 ■電話:0144・82・3914(アイヌ民族博物館) ■時間:18:30〜19:15(予定) ■時間:未定

■ 札幌国際芸術祭2017【8/6(日)〜10/1(日)】

3年に一度、札幌を舞台に開催される芸術の祭典。第2回の今年は「芸術祭ってなんだ?」をテーマに音楽家の大友良英をゲストディレクターに迎え開催します。市内約30か所で、既存のジャンルにとらわれないアートに触れることができます。市民から集めた布で色とりどりの巨大な風呂敷が作られ、開催期間中各所に飾られる「大風呂敷プロジェクト」にも注目です。

●会場:モエレ沼公園ほか市内各所 ■住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1ほか ■電話:011・211・2314(札幌国際芸術祭事務局) ■時間:会場により異なる ■料金:パスポート当日一般2200円、高大生800円、中学生以下無料※一部適用外イベントあり

にぎやかなお祭りもいいけれど、街のあちこちでアートに出会い、アイヌ民族の伝統に触れる…そんな夏もいいですね。

【北海道ウォーカー編集部】