パキスタンの首都イスラマバードで、新首相を選ぶ投票のために議会を訪れたシャヒド・カカーン・アバシ氏(2017年8月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】パキスタン議会は1日、汚職疑惑を受けて失職したナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)前首相の後任として、同氏の腹心である与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)のシャヒド・カカーン・アバシ(Shahid Khaqan Abbasi)氏を選出した。

 シャリフ前首相は「パナマ文書(Panama Papers)」流出をきっかけとした汚職捜査にからみ、先月28日に最高裁判所が出した命令により失職していた。

 シャリフ前首相は後継者として弟のシャバズ・シャリフ(Shahbaz Sharif)氏を指名しており、アバシ氏はそれまでの中継ぎ役を務めるものとみられている。シャバズ氏が首相になるには、まず下院(定数342人)選挙で当選する必要がある。

 サルダル・アヤズ・サディク(Sardar Ayaz Sadiq)下院議長はテレビの生中継で、与党PLM-Nに指名されたアバシ氏が221票を獲得したと発表。同氏は同日中に大統領府を訪れ、マムヌーン・フセイン(Mamnoon Hussain)大統領によって正式に首相に任命された。

 アバシ新首相は選出の直後に議会での初演説を行い、ナワズ・シャリフ氏は「パキスタン国民の首相」であると明言。「この国に真の首相が戻り、この椅子に腰かける日が来てほしい」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News