米7月の自動車販売が7%減、フリート販売削減の動き継続

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[デトロイト 1日 ロイター] - 調査会社オートデータによると、自動車メーカー各社が発表した7月の米販売台数は前年同月比7%減少し、季節調整済みの年率換算で1673万台となった。販売減は5カ月連続。利幅の薄い、レンタカー会社向けのフリート販売削減の動きが継続したという。

統計を受け、ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>とフォード・モーター<F.N>の株価はともに軟調となった。GMは約3.5%安。フォードは約2.5%安。

GMやフォード、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI><FCAU.N>、日産自動車<7201.T>など一部大手メーカーは、7月にフリート販売を大幅に削減し、販売台数よりも利益を重視する姿勢を明確にした。メーカー各社はこれまで工場閉鎖の回避目的でフリート販売を活用してきたが、労使協定の弾力化に伴い、状況は変化、各社とも在庫削減に向け早めの工場稼働停止に動く。

こうしたなか、米自動車メーカーの大型ピックアップトラック販売は4%減少、大型スポーツ用多目的車(SUV)は20%落ち込んだ。LMCオートモーティブのジェフ・シュスター氏は、販売減に伴いビッグスリーが抱える北米工場数が過剰になりかねないと危惧。7月販売の年率減少ペースは4工場分の生産に相当すると指摘した。

7月の販売はメーカー別で、GMが15.4%減。トヨタ自動車<7203.T>が3.6%増。フォードが7.5%減。FCAが10.5%減。ホンダ<7267.T>が1.2%減。日産自動車が3.2%減。