課金トラブル

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スマホゲームが人気となり、高額な請求が発生する子どもの課金トラブルが増加! 子どもが親の財布からクレジットカードを抜き取って情報を入力し、勝手に決済してしまった…そんな事例が後を絶たない。そこで、家族が安心してスマホをモニタリングできるアプリ『スマモリ』を運営するJiransoft Japan・酒井雅弘氏を取材。課金トラブルを未然に防ぐために、親が知っておくべき5カ条を聞いた。

●スマホを与えるなら課金できないように親も努力を!

「まず、子どもにスマホを持たせる際には、スマホの利用をモニタリングするアプリやキャリアが提供するフィルタリングサービスなどを設定することは必要不可欠です。スマホ課金は、クレジットカード決済以外にも、Google Playギフトカードを購入して課金するなど様々な方法があります。そのため、子どもが親の財布からお金を盗んでコンビニでギフトカードを購入したり、クレジットカードのデータも同様に、親が目を離した隙に、番号や期限などを自分のスマホに勝手に入力してしまうようです。特にクレジットカードは、子どもからすると“現金で支払う感覚がまるでない”ので、悪気がないままドンドン課金してしまうケースが見受けられます」(酒井氏 以下同)

課金を未然に防ぐ方法について、具体的に聞いた。

【防止策】

1.機能やフィルタリングなどを適切に設定し、課金を制限する

「『スマモリ』含め、各種フィルタリングサービスのなかに課金自体を防ぐものもあるということを知って頂きたいですね。各ご家庭に合わせたサービスの取捨選択も重要です」

2.クレジットカードのメール通知を設定する

「クレジットカードには、使う度にメール通知が来るサービスがあるはずです。これを設定しておけば、使う度にメールでお知らせが届くので、高額課金になる前に親が気づき、注意することができます」

3.課金できないゲームアプリを教え、代用する

4.課金アプリをやらせる場合は、上限を決める

「難しいかもしれませんが、“課金はお小遣いの範囲で…”と言い聞かせて、金銭感覚を身につけさせるようにしましょう。上限を超えた場合は、翌月のお小遣いを減らすなどしてペナルティを与えます」

5.スマホに依存しないような趣味を見つけさせる

「意識を何かほかの物事に分散させないと、依存は薄まりません。部活はもちろん、マンガや映画など何でもいいので、お子様がスマホ以外の楽しみが見つけられるようなきっかけを与え、親御さんから“これも楽しいよ!”と声かけしてみてはいかがでしょうか」

6.部屋に持ち込ませないようにする

「思春期に入るとなかなか難しいとは思いますが、一度部屋に持ち込んでしまうと、明け方まで、ゲームやSNSをやってしまう可能性があります。ブルーライトによる睡眠障害を引き起こすケースもあります。途中からこのルールを設けるのはかなりハードルが高いので、できればスマホを買い与える時に言って聞かせたいものです」

●親がアプリの研究をすることも大切!

ほかにも、寝ながら使用しない、夜8時以降は使用しない、食事中は側に置かない…など、まずはできることから始め、少しずつスマホを離していくようにすると“スマホ依存”からは免れることができるという。

「何事も最初が肝心。スマホの良いところと悪いところを親御さんがしっかりと見極め、子どもに正しい使い方を教えることが何よりも重要です。アプリ内課金の設定を無効にできるものもあるので、まずは親御さんが、スマホに関する知識を深めていきましょう」

「フィルタリングアプリ『スマモリ』は、親子でスマホのルールを決める際の参考にもなる」と語る酒井氏。各家庭の特徴や価値観に合わせて、長続きするスマホルールを…。「高額課金で、夏休みの旅行も全部パァ(涙)」そんな悲劇を招く前に、今一度親子で見直してみよう。

(取材・文/吉富慶子)