トーレス技ありボレーにビエットが決勝弾! アトレティコがナポリに逆転勝利!《アウディカップ2017》

写真拡大

▽アウディカップ2017のアトレティコ・マドリーvsナポリが1日にアリアンツ・アレーナで行われ、アトレティコが2-1で逆転勝利した。

▽2009年からプレシーズン時期に隔年開催で行われるアウディカップ。今大会ではホストチームのバイエルンに加え、アトレティコとナポリ、リバプールという、ヨーロッパ屈指の強豪3チームが招待された。

▽今夏FIFAからの補強禁止処分を科されたアトレティコは、この試合に向けて昨季のベストメンバーを起用。GKにオブラク、4バックにフアンフラン、サビッチ、ゴディン、フィリペ・ルイス。中盤は右からガイタン、ガビ、コケ、カラスコが入り、2トップにはグリーズマンとトーレスが並んだ。

▽一方、今夏の移籍市場で主力の残留に成功したうえ、バックアッパー数人をチームに迎え入れたナポリは、お馴染みの[4-3-3]を採用。GKにレイナ、4バックにヒサイ、アルビオル、キリケシュ、グラム。中盤はアンカーにジョルジーニョ、インサイドMFにハムシク、アラン。3トップにカジェホン、ミリク、インシーニェが並んだ。

▽昨シーズンのリーガ3位のアトレティコと、セリエA3位のナポリによる一戦。試合は質の高いパスワークでボールを動かすナポリに対して、アトレティコがコンパクトな守備で対応する予想通りの形で進む。

▽押し込まれながらも持ち味の堅守で決定機を作らせないアトレティコは、20分過ぎに続けて決定機を作る。25分、左サイドのフィリペ・ルイスが入れたクロスをゴール前のグリーズマンが頭で合わせるが、枠の右隅を捉えたボールはGKレイナの好守に阻まれる。その直後にもガイタン、グリーズマンに決定機も、先制点には至らず。

▽一方、守護神の活躍でピンチを凌いだナポリは、34分に絶好の先制機。左サイドのグラムが入れたクロスに反応したカジェホンがボックス内でDFサビッチに倒されてPK獲得。だが、キッカーのミリクが右隅を狙ったシュートはGKオブラクに読み切られ、痛恨のPK失敗。その後も攻勢を見せたナポリだが、前半終了間際にインシーニェが得意の左45度から放ったコントロールシュートは再びオブラクの好守に阻まれた。

▽両守護神の活躍もあり、ゴールレスで折り返した後半、比較的早い時間帯にスコアが動く。56分、前半もPK奪取に繋がる好クロスを上げていたグラムが左サイドから鋭いクロスを入れると、ファーサイドでフリーのカジェホンが難度の高いダイレクトボレーをゴール左隅に流し込んだ。

▽その後、60分過ぎにハムシクやミリクを下げてメルテンスらを投入したナポリは、64分にメルテンスがファーストプレーとなった直接FKでGKオブラクを脅かす。さらに68分にもメルテンスのお膳立てからグラムが追加点に迫る。

▽一方、ガイタンに代えてトーマスを投入したアトレティコは72分、そのトーマスからパスを受けたグリーズマンがボックス右に運んで低いクロス。この短いクロスに対して中央のトーレスは前に入り過ぎていたが、見事な右足アウトでのボレーでGKレイナの股間を抜いた。

▽トーレスの技ありボレーで1-1の振り出しに戻った試合は、互いに試合終盤にかけて多くの選手交代を行う。この流れの中でアトレティコが得意のセットプレーで逆転に成功する。81分、左CKの場面でキッカーのカラスコが入れたボールをニアのリュカが頭でフリックすると、ファーサイドでフリーのビエットが右足ワンタッチで流し込んだ。

▽その後、試合途中から熱くなっていたゴディンが89分に2枚目の警告を受けて退場し数的不利を背負ったアトレティコだが、ナポリの反撃をきっちり凌ぎ切って2-1の逆転勝利を飾った。なお、ナポリに勝利したアトレティコは、同日行われるバイエルンvsリバプールの勝者と2日に決勝戦を戦う。一方、敗れたナポリは前述のカードの敗者と3位決定戦に臨む。

アトレティコ・マドリー 2-1 ナポリ

【アトレティコ・マドリー】

トーレス(後27)

ビエット(後36)

【ナポリ】

カジェホン(後11)