日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長

写真拡大 (全2枚)

(台北 1日 中央社)台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の張淑玲代理秘書長は1日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長が22日から25日までの日程で台湾を訪問する予定だと明らかにした。

谷崎氏の台湾訪問は今年6月の現職就任以来、初めて。台湾の政治や経済の現状を把握し、政府要人らと今後の日台関係について意見を交わすのが目的で、蔡英文総統や李大維外交部長(外相)などと面会する可能性もあるとされる。

谷崎氏は過去にインドネシアやベトナムなど駐在の日本大使を務めた経験を持つ。張代理秘書長は、台湾が東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指して進めている「新南向政策」についても谷崎氏から有益な意見が得られるだろうとしている。

張氏は、今回の谷崎氏の訪台は日台関係の増進だけでなく、他の周辺諸国との関係強化にもつながると述べ、環太平洋経済連携協定(TPP)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などへの台湾の参加について、日本の支持や協力に期待を示した。

また、2011年の福島第1原発事故を受けた福島など5県産食品の輸入規制にも言及。日本側が長期にわたって関心を寄せている問題だとし、食品の安全確保という前提の下、現行の禁輸措置が適当かどうか検討を続けていく立場を表明した。

(テキ思嘉/編集:楊千慧)