<ISPSハンダマッチプレー選手権 初日◇1日◇浜野ゴルフクラブ(7,217ヤード・パー72)>
世界でも類を見ない104人によるマッチプレー。この日はシード選手8人を除いた96人が1回戦に出場。残念ながら雷雨の接近による2度の中断でサスペンデッドになったが、午前スタートの24マッチは終了した。見事2回戦に進出した顔ぶれを見ると、ベテランと若手、双方の活躍が目立つ。40代後半のベテラン勢では久保谷健一、手嶋多一、藤田寛之が、20代前半の若手では出水田大二郎、堀川未来夢が勝利を収めた。
愛犬のためにも…久保谷健一が復活V
今回は無観客試合で行なわれたため、コース内にはギャラリーの姿は見えず、どのマッチも淡々とプレーが行われた。「シーンとした中でのプレーなので勝負に集中できますが、その一方で応援がないという、物足りなさもありますね」と藤田は語るが、ほかの選手も同じ思いだろう。それでも、2回戦を勝ち抜けば200万円をゲットできる。賞金総額にもよるが、ストロークプレーのトーナメントだと15位以内に入らなければ稼げない額だ。
さらに上位に進めば、当然のように賞金額も高くなる。優勝賞金は国内ツアー史上最高の5,000万円、2位は2万円、3位は1400万円、4位は1000万円だ。シード権争いにも大きく影響するだけに、声援のない張り詰めた空気の中で、緊迫した熱戦が繰り広げられた。ここまで思うように賞金を稼げていない選手には千載一遇のチャンスだけに、明日の1回戦残り、2回戦も好勝負が続出する可能性は高い。惜しむらくは、それがテレビ中継されないことだろうか。
文/山西英希

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