すでに200億円以上の売却益を出しているモナコ。エムバペ(写真)やファビーニョも放出なら400億円超えも。(C)REUTERS/AFLO

写真拡大 (全2枚)

 活況を呈しているヨーロッパの移籍市場。8月31日のクローズまで残り1か月となった現段階における各クラブの売却額を、ランキングでおさらいする(※金額は『transfermarkt』より。昨シーズンに所属していなかった選手の買い上げ、分割払いの売却益を含む)。
 
1位:モナコ
売却額:1億6750万€(約214億4000万円)
主な売却選手:DFバンジャマン・メンディ(→マンチェスター・C/5750万€)、MFベルナルド・シウバ(→マンチェスター・C/5000万€)、MFティエムエ・バカヨコ(→チェルシー/4000万€)、FWヴァレール・ジェルマン(→マルセイユ/800万€)、DFアブドゥ・ディアロ(→マインツ/500万€)
 
2位:チェルシー
売却額:1億2280万€(約157億1800万円)
主な売却選手:MFネマニャ・マティッチ(→マンチェスター・U/4470万€)、DFネイサン・アケー(→ボーンマス/2280万€)、GKアスミン・ベゴビッチ(→ボーンマス/1150万€)、MFナサニエル・チャロバー(→ワトフォード/630万€)
 
3位:レアル・マドリー
売却額:1億2200万€(約156億1600万円)
主な売却選手:FWアルバロ・モラタ(→チェルシー/6500万€)、DFダニーロ(→マンチェスター・C/3000万€)、MFハメス・ロドリゲス(→バイエルン/1000万€=レンタルフィー)、FWマリアーノ・ディアス(→リヨン/800万€)、DFディエゴ・ジョレンテ(→R・ソシエダ/600万€)
 
4位:リヨン
売却額:1億1875万€(約152億円)
主な売却選手:FWアレクサンドル・ラカゼット(→アーセナル/5300万€)、MFコランタン・トリソ(→バイエルン/4150万€)、DFエマヌエル・マンマナ(→ゼニト/1600万€)、MFマキシム・ゴナロン(→ローマ/500万€)
 
5位:ベンフィカ
売却額:1億1405万€(約145億9800万円)
主な売却選手:GKエデルソン(→マンチェスター・C/4000万€)、DFヴィクトル・リンデロフ(→マンチェスター・U/3500万€)DFネウソン・セメド(→バルセロナ/3050万€)、DFマルサウ(→リヨン/450万€)
 
 1位は主力3人(B・シウバ、メンディ、バカヨコ)をプレミアリーグに放出したモナコ。いわゆる「草刈り場」にも見えるが、「育てて売る」をモットーとするだけに実際は想定内だ。フランス王者はすでに200億円を超える売却益を出している。いずれも現時点では残留させる腹積もりだが、仮にFWキリアン・エムバペとMFファビーニョに断り切れないオファーが届いて揃って換金となれば、今夏の総売上は400億円に到達しても不思議はない。
 
 2位のチェルシーはマティッチ、4位のリヨンはラカゼットとトリソ、5位のベンフィカがエデルソンにセメドと、主力売却がモノを言っている。その一方、3位のマドリーはバックアッパーの放出だけで156億円が金庫に転がり込む。世界王者の選手層の厚さが改めて垣間見えた格好だ。
 
6位:ローマ
売却額:1億825万€(約138億5600万円)
主な売却選手:FWモハメド・サラー(→リバプール/4200万€)、DFアントニオ・リュディガー(→チェルシー/3500万€)、MFレアンドロ・パレデス(→ゼニト/2300万€)
 
7位:エバートン
売却額:1億628万€(約136億万円)
主な売却選手:FWロメル・ルカク(→マンチェスター・U/8700万€)、FWジェラール・デウロフェウ(→バルセロナ/1200万€)、MFトム・クレバリー(→ワトフォード/930万€)