カタールの首都ドーハにある食料品店(2017年6月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】カタールの経済・通商省は7月31日、国交を断絶されたアラブ諸国から「違法に包囲」されているとして世界貿易機関(WTO)に申し立てを行ったことを明らかにした。

 中東で大きな影響力があるサウジアラビアを含む4か国は6月5日、カタールがイスラム過激派を支援し、サウジアラビアと対立しているイランとつながっているとして断交を宣言。さらにカタールに制裁を科し、関係改善の条件も突き付けていた。カタール側は4か国が挙げた断交理由を否定している。

 カタールの経済・通商省は「(カタールと断交した)包囲国が、物品とサービスの取引および知的所有権の貿易関連の側面に関するWTOの要となる法律や協定に違反している」として、WHOの紛争処理機関に申し立てを行ったと述べている。

 カタールのアハマド・ビン・ジャシム・ビン・ムハンマド・サーニ(Sheikh Ahmed bin Jassem bin Mohammed Al-Thani)経済・通商相は声明で「違法な包囲は、経済圏の枠組みの中では前例がない」と批判している。
【翻訳編集】AFPBB News