8歳息子、過労死寸前の父親を案じる(画像は『Shanghaiist 2017年7月27日付「8-year-old boy pens adorable note to dad's boss begging for father to be given some days off」(Images via Sina)』のスクリーンショット)

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「友達の家族は皆どこかへ出かけているのに、うちはどこへも行かない」 夏休みだというのに激務のせいで非常に多忙な日々を過ごしている父親にとって、幼いわが子のこんなつぶやきほど切ないものはない。本人も休みたい気持ちはやまやまだが、会社の空気がそれを許してくれないのだ。そんな父親に苛立ちを募らせた小学生の息子は…。

近年、世界一のハードワーカーといった言葉がまさに当てはまるようになった中国のサラリーマンたち。ブラック企業や過労死という言葉も他人事ではなくなっている。北京のIT企業に勤めるそんな父親を持った8歳の少年がしたためた1通の手紙。宛てた相手は父親の上司であることを『South China Morning Post』などが伝えている。

内容は「パパはいつも仕事で忙しいと言っています。どうかパパにも夏休みを数日間とらせてあげてください。夏休みが終わってしまう前に自分たちも家族で楽しい夏休みを過ごしたいです。今、家族で夏休みを過ごしている友人のXiaoming君が僕に『夏休みに旅行に行かない人間はバカだ』と言うのです」と少年。哀願にはよその家庭を羨ましがる気持ちのほかに、パパが仕事ばかりで体を壊さないかと心配する気持ちもあるのだろう。

そして少年は「これはパパのボス宛てだけれど、職場に着いたらパパも一度それに目を通してね」と言って手紙を父親に手渡した。何のことかさっぱりわからない父親は当然ながら職場に着くとその手紙を広げた。「夏休みはどこかへ行こう」と言っておきながらその約束を果たしていないことに、とても苦々しい思いが募ったという少年の父親。上司に手紙を見せることはさすがにできなかったが、彼はその写真をSNSに投稿。「ここまで息子が怒っているとは思わなかった。家族全員で休暇を過ごすことの重要性を改めて痛感した」と添えた。

自身や父親が過労気味であることを自覚しているネチズンたちからは、「お父さん、息子さんの言う通りですよ」「それでも現実に数日間も休めない。我々は少し働き過ぎていますよね」「過労死したら元も子もありません」といったコメントが続出しているようだ。ただし、その投稿は肝心な“結果”について触れていない。この父親は激務を言い訳にせず夏休みをしっかりと取れたのか、あるいはその権利をボスに陳情できたのか、ネチズンは結果こそが気になって仕方がない様子だ。

画像は『Shanghaiist 2017年7月27日付「8-year-old boy pens adorable note to dad's boss begging for father to be given some days off」(Images via Sina)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)