31日、日本初の民間宇宙観測ロケットの打ち上げが失敗に終わったことを韓国・聯合ニュースが伝え、話題を集めている。資料写真。

写真拡大

2017年7月31日、日本初の民間宇宙観測ロケットの打ち上げが失敗に終わったことを韓国・聯合ニュースが伝え、話題を集めている。

日本の報道によると、実業家の堀江貴文氏らが創業したベンチャー企業開発の宇宙観測ロケット「MOMO初号機」は、30日午後4時32分に打ち上げられたが、発射後66秒で機体からの通信が途絶えたためエンジンが緊急停止され、太平洋に落下した。到達高度は約20キロとされている。

打ち上げを行ったベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」の社長は、「機体が破損するなどの不具合があった」とし、「宇宙には届かなかったが、機体のデータを取るという意味では満足」と述べた。一方、堀江氏は「後継機を3カ月後に開発する」と次の計画を語った。

堀江氏の愛称から「ホリエモンロケット」とも呼ばれる「MOMO」は長さ10メートル、重さ約1.1トンの1段式小型ロケットで、通常の宇宙観測ロケット1機当たりの製造・打ち上げに5億円以上が必要とされる中、5000万円以下の費用で打ち上げられたという。

インターステラテクノロジズは2013年に発足、若い社員を中心に14人が宇宙観測ロケット開発を行っており、これまでエンジン燃焼試験を100回以上行っている。今後もクラウドファンディングや新規スポンサーを通じた資金の募集を進める方針を明らかにしている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「純粋に挑戦としてみたら、格好いい」「失敗したとしてもうらやましい」「若いスタッフ14人、開発費5000万円を投入して失敗。これを笑う人間は愚か者だ」「小さなベンチャー企業がロケット打ち上げに挑んでいるんだね」など、ロケット打ち上げに失敗したことよりも、小規模のベンチャーが大きなチャレンジをしたことへの称賛の声が多く寄せられた。

また、「韓国の民間企業でロケットを打ち上げる技術や資本力を持つ会社はあるのだろうか?サムスンくらいかな」「韓国も規制を緩和して、こういう挑戦ができる国になれるといい」「韓国だったら、研究者140人、予算5000億ドル(約55兆円)かけた末に失敗、というニュースになるだろう」など、自国と比較したコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)