メッシ移籍騒動の裏で交錯した様々な思惑 パーティー中のペップ監督直行が明らかに

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シティのペップ監督がメッシの下へ、スペインテレビでエピソードが判明

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは脱税騒動の余波で移籍を希望していたとされ、マンチェスター・シティが移籍先の候補として報じられていた。

 その際、クラブから連絡を受けたペップ・グアルディオラ監督がメッシの下に直行していたというエピソードがスペインテレビ「TV3」で明かされた。

 メッシの代理人を務める父親のホルヘ氏には、2007年から09年にかけてベリーズとウルグアイの“タックス・ヘイブン”を利用し、架空の企業を立ち上げて肖像権料に関して計410万ユーロ(約5億円)の脱税をしたとして実刑21カ月の有罪判決を受けていた。

 この騒動を受け、メッシはバルセロナからの移籍を希望したという。昨年6月6日にメッシの父ホルヘ氏は、マンチェスター・シティのフェラン・ソリアーノ強化部長へ電話をかけ、息子が移籍を希望していると伝えた。その情報はすぐさま、元バルサでシティの新監督に就任したばかりのグアルディオラ監督にも伝わった。

 この時、グアルディオラ監督は家族でのパーティー中だったが、すぐさまメッシに会いに向かったとされている。そして、メッシはペップに「陥れられている」と感じていることを打ち明け、移籍希望を明かしていたことが判明した。

 次にホルヘ氏は、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長にもメッシの状況について伝えた。それを聞いたバルトメウ会長はホルヘ氏とメッシの双方にバルセロナが移籍を認める意思はないと話したという。

 極秘裏で様々な動きがあったようだが、最終的にはバルトメウ会長の説得が実り、メッシは残留を決意したようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images