北朝鮮国内の非公表の場所で発射された北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」。朝鮮中央通信(KCNA)配信(2017年7月28日撮影、同月29日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮が7月28日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、英国際戦略研究所(IISS)のミサイル専門家は31日、弾頭部分の大気圏再突入には失敗したとの見方を示した。北朝鮮は米国を射程に収めるICBMを来年にも配備する可能性があるが、その前に重要な技術的課題を克服する必要があるとしている。

 IISSの専門家であるマイケル・エレマン(Michael Elleman)氏は、弾道部を搭載した再突入体(RV)について「ばらばらになって壊れた可能性が高い」と指摘。「まず外側の部分が外れ、それから完全に分解したようだ」としている。

 北海道で撮影され、高度約4〜10キロの夜空で物体が分解する様子を捉えた映像を基に分析した。適切な防護がなければ、ICBMの弾頭部分は大気圏に再突入する際に燃え尽きる可能性がある。

 それでもエレマン氏は、北朝鮮のICBM開発は急速に進展していると述べ、実験の日程にもよるが来年にも実験配備される可能性があると言及している。
【翻訳編集】AFPBB News