スバル360(写真: SUBARUの発表資料より)

 スバルは、2017年8月4日(金)〜6日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2017(オートモビルカウンシル)」に出展する。テーマは「事故ゼロを目指して60周年」。これまで取り組んできたスバルの安全性(0次安全、走行安全、予防安全、衝突安全)について、新旧スバル車と共に展示する。

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■見どころは、「機械遺産」となった旧車から新型車まで

 オートモビルカウンシル2017のスバルブースに展示される車は、「スバル360」「スバル1000」「新型レヴォーグ」「新型WRX S4」である。

 「スバル360」の排気量は360cc以下で全長3m以下だが、大人4人が乗れる日本初の軽乗用車としてマイカーの象徴にもなった車である。「てんとう虫」「デメキン」などの愛称もつけられ、親しまれていた。2016年には機械遺産にも認定されている。

 「スバル1000」は、スバル初の水平対向エンジンが搭載された車。その仕組みから通称「ボクサーエンジン」とも言われ、振動の少なさや低重心であることが特徴である。「スバル1000」以来、スバルは50年以上同エンジンを造り続けている。モータリゼーション初期のころの車でもあり、トヨタ・カローラ、日産・サニーとともに大衆車として親しまれた。

 「新型レヴォーグ」は、この8月7日にビッグマイナーチェンジを施して新登場する車である。内外装の刷新やアイサイト・ツーリングアシストの導入が大幅な改良点であると思われる。アイサイトはVer.3のまま、車線内キープが0〜120km/hの範囲で作動するなどいくつかのアップデートがなされている。また、歩行者エアバッグは標準装備されないものの、サイドエアバッグ、ニーエアバッグなど合計7つのエアバッグが標準装備される。

 「新型WRX S4」も、「新型レヴォーグ」と同様8月7日にビッグマイナーチェンジを施して新登場する車である。「新型WRX S4」はスバル最高峰の走りを追求したスポーツセダンである。“超ド級のGT”というのがふさわしいかもしれない。内外装の刷新のほか、フロント倒立式ビルシュタイン製ダンパーを採用して、スプリング、スタビライザーのセッティングを最適化、電動パワーステアリングをよりスポーティに改良している。

■「予防安全性」で先を行くスバル

 今回の「オートモビルカウンシル2017」にて、スバルが「アイサイト」の機能でパッシブセーフティ(予防安全)の先駆けであることの再認識をしてみよう。それとともに、旧車である「スバル360」では初の軽乗用車、「スバル1000」でも初の水平対向エンジンの車であったことも感慨を持って観察してみることをおすすめする。

 現在、乗用車の標準装備になりつつある4WDについても、スバルは、「初の乗用4WD」を開発した企業であることを忘れてはならない。