楊貴妃も血に魅せられた Legacy Images/AFLO

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 絶対的権力と富を手に入れた独裁者が最後に求めるのが不老不死の肉体だが、権力を得た悪女が、美貌を得るために驚きのアンチエイジング法を実践していたという話もある。

 16世紀、ハンガリー王国の貴族、バートリ・エルジェーベトは贅を尽くすことと美貌を保つことに執着。その方法が「処女の生き血の風呂」に浸かることだった。彼女は、侍女をはじめ、町から攫ってきた若い女性の生き血を搾り取り、浴槽に満たして入浴したという。

 アジアにも血に魅せられた悪女がいる。傾国の美女・楊貴妃だ。彼女は若さを保つため、毎朝、母乳を飲んでいた。宮中には母乳を提供する女官がいたとされ、さらには若い女の生き血を愛飲したという。その美容法は、清の咸豊帝の側室で、後の同治帝の母である西太后にも受け継がれている。

 さらに時代は下がり、先に紹介した毛沢東の4番目の妻、江青は若さと活力を維持するために若い兵士の血を輸血したと言われている。

※SAPIO2017年8月号