ベネズエラの首都カラカスで、制憲議会選挙の結果を祝うニコラス・マドゥロ大統領(2017年7月31日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)米国は31日、南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は同国の民主主義を脅かす「独裁者」であると批判し、同氏が米国内に保有する資産を対象とする制裁を科した。しかしマドゥロ氏は、これを「帝国主義者の命令」とこき下ろし、強気の姿勢を示した。

 スティーブン・ムニューシン(Steven Mnuchin)米財務長官は制裁措置を発表した声明で、「昨日の不正な選挙によって、マドゥロ氏がベネズエラ国民の意思を無視する独裁者であることが確認された」と批判した。

 これに対しマドゥロ氏は、「帝国主義の命令には従わない」と厳しく反発。「トランプさん、私は非常に誇りに思っている」と英語でジョークを飛ばした後、スペイン語で「とっととやればいい。外国政府の命令に従わないからこそ、私はいくつもの制裁の対象になっている」と述べた。

 ベネズエラでは30日、制憲議会の議員を選ぶ投票が行われた。制憲議会には野党が多数を占める国会を解散する権限が与えられることになっており、今回の選挙は国際社会の不興を買ってきた。とりわけ米国は、選挙結果の受け入れを拒否する国々の先頭に立っている。
【翻訳編集】AFPBB News